昨年、今年と2回に分け、車で九州一周を成し遂げました。
このブログは九州エリアの下半分、2023年11/19~24、走行距離にして約1000キロメートルの旅を通じ、旅のトピックスを3回に分けて綴ります。
もし、車で九州一周を計画されている方、もしくは、九州旅を妄想している方がいらっしゃったら、情報補強になればいいなぁ、と思っています。
今回で投稿はラストになります。最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
■桜島
ホテルの朝食会場から眺めた「桜島」です。桜島は鹿児島で生活する者にとって桜島は日常生活の一部であり、鹿児島湾上に浮かぶ桜島が無い鹿児島はあり得ないでしょうね。そして、僕らのような観光客にとって桜島は雄大な景色を楽しませてくれます。
■黒之瀬戸大橋で鹿児島県本土とつながる海の恵みの島々
鹿児島市を離れ、鹿児島県と熊本県天草を航路で結ぶフェリー乗り場、鹿児島県長島町蔵之元を目指します。途中立ち寄った鹿児島県の北西端に位置する長島町。全長502mの黒之瀬戸大橋で鹿児島県本土とつながる長島本島を中心とした離島群で、町内には伊唐島、諸浦島、獅子島ほか大小23の島々が点在しています。
■三和フェリー
旅の行程に船を入れるのが好きです。三和フェリーは熊本県天草市牛深と鹿児島県長島町蔵之元を結ぶフェリーです。約30分の海路になりますが、オーブンデッキに出れば、そこは360度見渡す限り広がるオーシャンビュー。気分が盛り上がります!
■天草ちゃんぽん
天草に行ったら長崎ちゃんぽんに並ぶ三大ちゃんぽん「天草ちゃんぽん」をいただきましょう。長崎ちゃんぽんの方がこってりしている一方、天草ちゃんぽんの方はあっさりした後味。素朴でおいしい。
・京華園
天草市牛深町206
■天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
島原・天草の乱以降、﨑津などの限られた集落にキリシタンが潜伏するのみとなりました。教会に入ると、厳しい取締りの中、集落の人々は潜伏キリシタンとして信仰を守り伝えてきた歴史を垣間見ることができます。
驚いたのは現地で見た墓石。見慣れた竿石の上に十字架が設けられていました。
・崎津教会
・大江天主堂
■天草ラピュタ
西平椿公園には天草のラピュタと呼ばれる観光名所があります。巨大な飛行石を抱え、天空へと昇っていく巨大な木。ジブリアニメ不朽の名作『天空の城ラピュタ』の感動的なラストシーンですが、そのシーンを彷彿とさせる木のようだ、と人気です。
■天草の伝統工芸『天草土人形』
天草に300年以上伝わる「天草土人形」。これが武蔵野美術大教授や東京都在住のデザイナー下妻賢司さんらとのコラボレーションで現代的な作品に生まれ変わり、人気を博しています。
ネットでも購入できますが、手作りなので”顔つき”の個体差が大きい。現地訪問の強み、数ある作品のなかから、じっくり吟味して選び、「ひっぱりだこ」、「弁天さま」、「あまびえ」を買いました。
・天草しもうら弁天会
天草市下浦町1303-1
※店舗の営業時間は平日の午前中のみ
■天草のおみやげやさん
天草でお土産を買うなら、「藍のあまくさ村」がお勧め。天草四郎の銅像が目印になります。
■三角西港
三角西港は明治三大築港のひとつ。「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されています。オランダ人水理工師ムルドルの設計と日本人石工の技術が融合した当時の風景を楽しみましょう。
■大宰府天満宮
復路、羽田行きのフライトまでに少し時間の余裕がありましたので、大宰府天満宮に立ち寄りました。九州最大級の規模を誇る神社には平日にかかわらず観光客がたくさん。インバウンド観光客の方々も多くコロナ明けを実感しますね。
(おわり)
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Posted at
2023/12/01 11:25:51