
こんばんは。
そして、あけましておめでとうございます。
旧年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
と、ここまで昨年と同じ書き出しなのですが、年末年始…いやそれ以前から、ここの所ずっと作業が渋滞しており、みんカラへのご挨拶が遅くなりました事を(以下略
ここまで昨年のコピペ
では昨年の振り返りをいってみよー♪
2024年は交通事故からのスタートでした。忘れたいですが忘れられない、忘れてはいけない2024年最大の出来事となってしまいました。
修理を決意したものの半年以上の時間的損失となり、1年の走行距離は2000キロ程と、従来の年間走行距離に比べ各段に減少。ビートのオフ会等もあまり参加出来ず。
趣味車が無ければクルマの集まりと疎遠になってしまうのは当然ですが、お知り合いがお気を使ってイベント等に連れ出して下さいました。その中でも、鈴鹿でのFLを中心とした走行会は衝撃でした。
また、兼ねてよりECUセットアップに協力していた車両の、鈴鹿本コースでのログデータの収集という役割などもいただけたので、トーンダウンしていたこの時期に大変助かる出来事でした。
様々な人から助けや励ましを頂き、前向きになれた結果、修理から一歩踏み込んだレストアの領域に着手する事が出来たのだと思います。
2024年、年末の一枚。無事に復活出来て、本当に良かったです。
ボディのレストアに負けないように、部品のリペアにも力が入った年でした。
細かい手間の掛かる作業の連続で、始めた本人でさえ、ため息が出る事も。
「オーバーレストアレーション」という言葉があり、純正出荷状態を目指す旧車ジャンルの方面からは嫌われる傾向がありますが、何処まで手を入れたら「オーバー」なのかは、本人次第なのだと思います。
本人が満足してない間は、ずっと「オーバー」はやってこないのかもしれません。
ほんの少し、ほんの少しの毎日の作業の繰り返しで、ようやくエンジンが形になりました。
大変でしたが、手を抜かなくて本当に良かったです。
年末年始、丁度ODOメーターが19万キロを超えました。現在はミッションを制作中ですので、20万キロの節目に車両に収まるかと思います。
新しいエンジンは、現在や今後の部品供給のの事を考え、新しい世代のE07Zから部品を多量に流用しており、純正のECU等では制御する事ができません。必要な物は生み出すしかありません。
30年前に発売され、「過去の思い出になりつつあるクルマ」を、現代もこの先もずっと現役として扱っていくには、なりふり構わずあらゆる手を尽くす必要があると思います。
幸い、賛同や相談して下さる仲間が身近におりますので、楽しく作業できています。
といっても全ての制御関係の作業が順調に上手く事も無く、諦める事も。他に選択肢がある場合は特に。
写真はDefiのタコメーターとLinkでの動作テスト。Defiのタコメーターは、フルコンから出るキレーなパルスで何故動かないんですかね・・・純正から出る「ちょっと歪な波形」なら動いたり。ガラパゴスを強く感じます。
ガラパゴスといえば、HKSの新型V Proはどうなったんですかね?数年前から「今年発売予定!」って毎年毎年同じ事を年明けオートサロンで発表しており、今年も今年になっちゃいましたけど。来週のオートサロンに期待です。
あんまりアレな様子だと、ホント海外製品オンリーの世界になってしまいます。
話が大分脱線しましたが、最新技術を活用した制御も、結局は従来通りの実直な物理作業に帰結します。レースカーのハーネスの全てをやり直したりもしました。
ハーネス作業は日頃から行っており、いつも通りの作業を繰り返すだけなのですが、クルマ一台分ともなると規模が大きいですので、完成させたときは大変な達成感と自信になりました。
しかし、ハーネス全てを作業を終えると、純正のハーネス設計の「無駄」や「作りの悪さ」が気になるようになってきました。
30年という時間は残酷です。物自体の劣化はもちろん、新しい技術のや材料の登場で、当時の最適解が現代では無駄となってしまうようです。
という事で、ストリートカーでありながらも、PDMに手を出す決意を。
作業待ちデバイスタワー(汗
2024年、一年掛けてかなりの作業をしましたが、作業タスクが減るどころかどんどん増えていく現状に焦りを感じつつも、2025年の展開に期待です。
で、2024年の振り返りはこれくらいにして、皆様はどんな年末年始だったでしょうか?
年末年始の様子をダイジェストで。
バモスで現実逃避の旅。
年末に車検を受けるのが自分の年末の風物詩(バモスもビートも年末車検で一年違い)で、今年はバモスの番です。が、自分の予定と検査協会の営業カレンダーが合わず、年内の受験を断念。
年始に整備して車検取得してきます。幸い期限はまだ大丈夫。
年末大掃除という事???で、石油ファンヒーターを分解。
急にチョーシ悪くなって、気化器のニードルを点検したら真っ黒で煤だらけでした。(写真忘れた💦)
点火燃焼テスト。
原チャリのキャブのニードルみたいなのが付いていて、やってる事はキャブ清掃そのまんまで笑えます。おかげで年末年始は暖かく過ごせました。
紅白を見ながら、Furyのハーネスを制作。2024年の目標に、「LinkG4X最上位のFuryに機種変する!」という目標があったハズなのですが、どう考えても無理そうなので年内残り数時間というタイミングで、ハーネス制作だけでも着手して自分に言い訳です。
しかしですよ、流石G4X最上位機種。ハーネスの量が半端ないです。翌日の元旦もコノ作業の為に「人間らしいお正月」は破壊されました。しかもまだ完成してないです・・・
PS:もしかして!と思って去年のブログ見たら、去年も年越しハーネス制作やってんのな💦
2日。お師匠様(ハルテック先生)の所に新年のご挨拶に伺い、そのままインジェクター試験作業。
目的は、「ECUの把握している燃料消費量と実際の噴射量」のマッチングです。これが意外と難しい事なんですよ。
インジェクターの最終的な動作は「電力通電時間」で管理(燃料計算ロジックは何であっても)でしかなく、実際の燃料の噴射体積はECUは把握してないんですよ。把握させるとすれば、必要なパラメーターと値をECUに取得させ、計算で導き出すしかありません。
電卓の数字の99.9%が誇らしい。つまり・・・
3日。噴射体積量=消費量となりますので、ドライバーに伝わるような装備が必要です。
トゥデイのレースカーにAIM MXG1.2ストラーダのセットアップ。コレも結局一年掛かりでの装着となりました。ようやく運用開始です。
4日。ビックスロットルを装着したレースカーのECUセットアップ。
始動、アイドル、各種動作確認を済ませ、翌日の走行に備えます。
5日。富士へ。K4GP練習走行会です。
朝早く出たのですが、所々路面凍結してて怖かった💦
お師匠様(ハルテック先生)も来てくださいました。
ハルテックの上着が素晴らしい!?!?
上着はもちろん、持ち物も素晴らしい。
ハルテックのボストンバックに、ハルテックの製品がぎっしり詰め込まれてます💦
その中のコレクション!?!?の一つ、現在の自分的には一番気になるPD16を見せてもらいました。
ハルテックエリートと併用利用が絶対条件の機種ではありますが、ECU用ソフトウェアののNSPで操作は完結する為、学習コストが少なく敷居は低そうな印象です。
あ、走行は無事に終了しました。
ログも収集出来たので、これからマップ見直します。
毎回車両に手が入るので、毎回マップを作り直してるような・・・
日中の富士の走りを見て、セットアップで思う事があったので帰宅後ひと眠りしてから夜間出動。
毎度思うのですが、連休最終日の夜というのは、交通量も少なく「出る」には丁度良い印象です。
最後に余談ですが。リアスクリーン破ってしまいました。養生テープで応急処置。
あーまだ透明度もあってキレイなスクリーンだったのに・・・明日にでも、またちゃんとリペアしておきます。
今年も作業が絶えない一年となりそうです。