大山 ミツマタツーリング(前編)
投稿日 : 2013年03月24日
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朝9時に宿を出発して、5分ほどで観光案内所前の市営駐車場に到着。
一般車が進入できるのはここまで。
駐車料金200円でムルティをデポして大山山頂を目指す。
ちなみに4輪は600円だが、この時間ですでに満車だった。
2
駐車場から500mほど、断続的に階段となっている門前町を通り抜けてケーブルカーの麓駅に到着した。
ケーブルカー乗りつぶし旅の第12弾は大山観光電鉄が運行する大山ケーブルカーなのだ。
3
わたしが乗車した9時40分発の便は「おおやま号」。
これまで本ブログで紹介してきたケーブルカーでは一番古そうな車体だ。
どういうわけか、架線が2本張られ、屋根の上には3基のパンタグラフが鎮座している。
三相交流を動力電源としているならともかく、車両に動力がないケーブルカーで三相交流はないだろう。
4
乗務員席には有線の通話器。
昭和の香りが漂う。
子供の頃は、隠岐の島にある祖母の実家で現役だった。
脇には大きな9V電池がつながっていたっけな。
もしかして、先ほどの2本の架線のうち、1本は通信用だったりして。
5
このケーブルカーの最大の特徴は、中間地点のすれ違い線に途中駅があることだ。
生駒ケーブル山上線や比叡山の坂本ケーブルにも途中駅はあるが、いずれも中間地点ではなく、すれ違い線からすこし外れたところに2駅ある。
駅の間は歩道橋が渡されていて、踏切を歩く必要はない。
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山頂駅に到着。
杉の木が花粉を蓄えて、黄色く色づいている。
7
山頂駅からすぐのところにある、阿夫利(あふり)神社下社。
大山祇神(おおやまつみのかみ)、高龗神(たかおがみのかみ)、大雷神(おおいかずちのかみ)が祀られている。
大山は縄文時代から山岳信仰のよりどころとされてきたそうな。
8
お参りを済ませて山頂へ向かうために社の裏へまわると、いきなりよじ登るような急な石段が現れた。
これを上れば少しは楽な道になるかと期待したが、大山の登山道は終始きつい上りで、昨日の高尾山歩きの疲れが残る体には堪えた。
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