伊吹山トワイライトツーリング

駐車場からは山頂まで遊歩道を歩く。
遊歩道は東コース、中コース、西コースとあるが、琵琶湖の眺望を楽しむなら西コースがおすすめ。
勾配は緩く、砂利がきれいに敷かれている。
砂利は敷かれたばかりなのか、あまり踏み固められておらず、運動靴ぐらいは履かないと足を傷めるかもしれない。

山頂の山小屋が見えてきた。
道の脇には雪が残っている場所もある。
空には月が見えるほど空気が澄んでいる。

山頂に到着。
風が強くて雲の流れがとても速い。
気温は3℃。
冬のライダージャケットを着てきたわたしは我慢できるが、クルマで来た軽装の観光客は5分と耐えられないだろう。
山頂にはヤマトタケルの像が立てられている。

山頂付近から駐車場を見下ろすと吹き上がってくる風が強くて涙がちょちょぎれる。

ムルティはどこでしょう。
駐車場脇の大きな赤い屋根は、今年の春から営業を開始したスカイテラス。

山頂の緊急避難小屋で風をしのぎながらマジックアワーを待つ。
時折、嵐の様相を呈する。
駐車場に置いてきたムルティが心配になってくる。

18時をまわった頃。
雲の切れ間から射す陽の光が琵琶湖に注ぐ。

南東に広がる濃尾平野には、山の影が伸びる。

いよいよマジックアワーの始まり。
でも残念、西の空は雲が厚く、このあとすぐに真っ暗になってしまった。
気温は-2℃、風が強くて体感温度は-15℃ぐらいだろうか。
2月に訪れた筑波山や草津白根山より寒く感じる。