立山ツーリングその2
投稿日 : 2015年06月20日
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当初の予定では14:20発の特急アルペン号に乗るつもりだったのに、立山駅到着が30分も遅刻してしまった。
特急アルペン号は、わたしが幼少のころに西武鉄道の5000系電車、初代「レッドアロー」として活躍した車両で運行されているのだ。
子供のころに乗りたくても乗らせてもらえなかったレッドアローに、この機会に乗ろうと考えていたのに…
しかも乗り換えなしで宇奈月温泉まで行けて楽だったのに…
がっかりしながら切符を買って入場すると、ホームにいたのは10030形電車。
一昨年前に京阪電気鉄道から譲渡されたテレビカー(車内にテレビが設置されていた電車)である。
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残念ながらテレビは撤去されてしまっているが、座席は京阪時代のままのようだ。
へたってふにゃふにゃになった座部が歴史を感じさせる。
折りたたみ式の補助席ははめ殺しになっているようだ。
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ワンマン運転のためか、運転台のドアは開放されて、運転士は乗客の乗降口から乗り降りしていた。
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20‰か25‰ぐらいの勾配をくねくねと走り、常願寺川を眺める車窓も良い雰囲気だ。
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常願寺川に架かる鉄橋から見下ろす絶景。
16.JPG
しかし、反対側の窓を見てれば良かった。
鉄橋の上流川にコンクリートアーチ橋がかかっているのに気がついたのは橋を渡りきる直前だった。
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寺田駅で乗り換える。
古びた良い雰囲気の駅は一畑電鉄や近江鉄道に通じるモノがあるなあ。
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寺田駅で電鉄黒部行き普通電車を待っていると、やってきたのはなんと16000形。
特急アルペン号と同じ、旧レッドアロー号の車両だ。
わーいラッキー。
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車内はリクライニングシートで、これもレッドアロー号の当時のままかな。
おまけにジョシコーセーがいっぱい。
平日の夕方だけあって、学校帰りの高校生が乗客の8割がたを占めている。
これが通学定期だけでは乗れない特急だったらこうはいかない。
ましてや土日に運行のアルペンエキスプレスじゃあり得ない光景。
うひひ、おじさんの興奮もレッドアロー!
ありがとうレッドアロー!
げふんげふん、予期せぬラッキーが立て続けで、つい我を忘れてしまった。
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