富士登山 その5
投稿日 : 2016年08月15日
1
山頂からの景色はどうか…
残念ながら、雲の中。
まあ、こんなもんだよね。
2
持ってきた携帯食の袋は気圧の変化でパンパン。
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そしてプッチンプリン。
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ぷっちーん!
Facebookのグループメッセージで富士登山の計画を話していたころ、プッチンプリンを富士山に見立てて、ご来光をサクランボで表現するってハナシが挙がったのだ。
それを一人の旧友が絵に書いて、ほかの一人がアップリケにして耳当てに縫い付けて持ってきてくれた。
さすがに耳当てが必要になる寒さだったら山登りは断念しなければならないけれど、おもしろいアイデアなのでリュックにくくりつけて登ってきた。
5
仲間内でワイワイやっていると、見知らぬおじさんが写真撮影を手伝ってくれと声をかけてきた。
カメラのシャッターを押すだけかと思ったら、なぜか3人ぐらい手伝ってくれと言う。
なんと、700回登頂記念の横断幕。
60歳台のこの方は、1973年に初めて富士山に登ってから、生涯で700回目の登頂をこのとき果たしたのだとか。
「富士山に登らないバカ、二度登るバカ」
富士山には一生に一度は登るべきだが、二度も登るほど魅力のある山じゃない、という皮肉をこめた、ある山男の格言だけど、700回も登ったとなれば尊敬に値する。
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遅れて到着する仲間を待って12:00すぎ、奥宮の裏手へ回って、お鉢を見渡す。
でっかい賽銭箱だ。
ブラタモリでやってたのだけど、富士山の火口は浅間大社の賽銭箱で、昔は火口にお金を投げ入れていたのだとか。
で、火口の底は八合目のと同じ標高にあることから、八合目から上は浅間大社のものなのだそうだ。
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荒々しい火口の様子を横目に富士山の一番高い峰、剣ヶ峰へ向かう。
数分ごとに霧が立ちこめたり、青空が広がったりと、忙しい空である。
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日本で一番高い、剣ヶ峰に到着。
いやー、岩と砂利の道を淡々と登るのは山登りとしては退屈な道程だけど、この達成感はひと味違うねぃ。
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