
「先輩、これ読んでみてください。絶対に泣けますから😆」
と、職場の後輩であるM君に勧められたのが4年前のこと。以来、ハマってしまい、ずっと読み続けているのが、この「BLUE GIANT」であります。
あらすじは、仙台に住む高校生の宮本 大(みやもと だい)が、ふとしたことからジャズに目覚め、世界一のサックスプレイヤーを目指して努力するお話であります。
M君に勧められたときの私の最初の感想
「ジャズの漫画?映画やCDは分かるけど、紙に描かれた漫画ぢゃ音は表現出来ないでしょ?」👈あまり興味湧かず
M君の反論
「先輩、大丈夫です。漫画だけど音が聞こえますから。そんな漫画です。まず読んでみて」
音が聞こえる漫画? なんじゃそりゃ?
で、読んでみました。
その結果・・・・
聞こえる⁉︎ いや、聞こえないんですけど、音が聞こえてくるような迫力というか、イメージがビンビンと、確かに伝わって来ます。
結局、全巻買っちゃいました😆
現在、刊行されているのが第一部の「BLUE GIANT」〜内容は日本編で全10巻
第二部の「BLUE GIANT SUPREME」〜内容は欧州編で全11巻
そして第三部「BLUE GIANT EXPLORER」〜内容は米国編で現在3巻まで刊行
第三部から、宮本大は運転免許を取得し、アメリカ大陸を自分の車(ワンダーシビック)で走りながら、世界一のサックスプレイヤーを目指して旅を続けています。
私が好きなのは、各巻末に宮本大と関わった人々(おそらく大と関わってから10数年後)が登場し、世界的なプレイヤーとなった大について、当時の思い出を語るシーンです。本編ではまだまだ発展途上の大が、どれほどの超大物になっているかが推察される回想シーンで、これが次の巻も是非読みたいと思わせる仕掛けになっています。
ちなみに「BLUE GIANT」とは、青白い光を放つため、このように呼ばれている超巨大な恒星で、それくらい超大物のジャズプレイヤーを指す隠語らしいです。
例えば、こういう方(ジョン・コルトレーン)
この漫画を読むたびに、漫画の世界と現実の世界がごちゃ混ぜになり、「あ〜、実際に宮本大の演奏、聞いてみたい〜😆」などと思ってしまう、そういう感じの漫画です。
作者は、「岳」を描かれた石塚真一さん、実に味のある絵を描かれる漫画家さんであります☺️
もしご興味がおありの方は是非ご一読を🤗
Posted at 2021/07/24 23:39:00 | |
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