
私の勤務する自動車学校には、時々ですが、クルマ業界に関するニュースが入ってきます。
今日は、そのニュースの中で、少し不安を掻き立てるような記事がありましたので、ご参考までに紹介致します。
これは、本年9〜10月にかけて某調査会社が提携する自動車整備工場を対象とするアンケートを行った結果をまとめたもので、有効回答数は1225だそうです。(1枚目の写真は、私の行きつけのミニショップです。調査対象か否かは不明です😅)
一つ目の調査結果は「半数以上の整備工場が電動車の故障修理に対応不可」というものです。

(写真は借り物です)
ハイブリッド車を含む電動車の故障修理に対応できるかを尋ねたところ、対応可能な工場は約45%にとどまり、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)に限定すれば割合はさらに低下するとのことでした。
政府は2035年までに販売するすべての車を電動車にするつもりのようですが、故障しても修理が出来ない状況があるのなら、まずそれを解決してほしいものですね😅(私の場合、ミニに乗り続ける限り無縁の話ですが・・・)
2つ目は「エーミング作業対応可は15%」

(写真は借り物です)
エーミングとは、最近の車に付いている電子制御装置を正しく作動させるための校正・調整作業のことで、機材や資格が必要となるため、現時点で対応可能な整備工場は約15%、対応予定が38%らしいです。(これもミニにはあまり必要ないような・・・)
最後は、「エアコン用の新冷媒1234yfには約47%の整備工場が対応予定なし」というものです。
地球環境に優しいとされる1234yfですが、価格はHFC134aの約10倍するらしく、お財布には全然優しくないようです。

(写真は借り物です)
私は数年前にレトロフィットキットなるものを取り付け、HFC134aを使用できるようにしたのですが・・・いっそのことエアコン取っ払ってしまえば、車への負担も減るのかな?などと思ったりもしています。
※ レトロフィットキットはこちら👇

(詳しいことは昨年6月にパーツレビューにてご紹介しています)
いずれにしても、これから先の整備工場は大変な時代を迎えるようです。なんとか頑張って、私たちの車をキッチリ整備して、これからも安心して走れるようお願いしたいものですね😆
Posted at 2022/12/14 20:48:29 | |
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