北海道旅行と連チャンですが、どうしても日本一のホタルを見てみたくて、辰野町に行ってきました。ホタル観賞の条件が揃うかどうかわからなかったので、3回トライ出来るように辰野町に3泊しました。
初日は大阪から辰野町への移動ということで、通常なら辰野ICまで高速利用でしょうが、高速の集中工事の渋滞回避、兼、途中立ち寄り、兼、高速代節約ということで、恵那山トンネルではなくて、無料の権兵衛トンネルで木曽山脈を抜けることにしました。瑞浪あたりから19号線を北上するつもりでしたが、多治見で集中工事渋滞発生との事で、その手前で高速を降りて、途中、馬籠宿に立ち寄りました。妻籠と迷いましたが、無料駐車場との事で馬籠に、行きは良い良い帰りは怖い、よりも、行きは怖くて帰りが良い良い、ということで下口から上口まで頑張って歩きました。確かにインバウンドがお好きそうな街並みです。快晴はありがたいのですが、暑くて暑くて。平日10時前だったので、殆ど人がいませんでした。

権兵衛トンネルで木曽山脈を抜け、近くの大芝高原道の駅で昼食を、と思いましたが、水曜日はお休みでした。そのまま広域農道を北上してとてもおしゃれな箕輪テラスでご当地グルメのローメンをいただきました。

そのままホテルに行くのは少し早いので、辰野ホタル童謡公園の下見をしておきました。こちらの公園、ホタルが住みやすいように細かな水路がたくさん引かれていて、綺麗な水が流れていました。

その後ホテルにチェックイン、休憩、夕食を終えていよいよホタル観賞です。ホタル祭り開催中は公園駐車場は有料(1000円)で、すぐに満車になると思いますが、祭終了3日後のこの日、駐車場には警備員が居ましたが無料かつ夜でも入庫が可能でした。但し、公園入場には入場料500円が必要でした。
肝心のホタルは、公園の場所を選べば、たくさん見ることができ、すぐ近くまで飛んできてくれました。小さな子供は大喜びです。残念ながら、スマホ、かつ三脚禁止ではうまく写真、動画が撮影出来ませんでしたが、目に焼き付けておきました。大満足です。この日のホタル発生数は2319との事、今年のピークの4700や、過去ピークの10000に比べると数分の一ですが、これまでみた中ではダントツで、遥々やってきた甲斐がありました。日没は7時過ぎですが、ホタルは8-9時くらいがピークのようです。駐車場の混み具合がわからず、6時半ごろに現地に着くように行きましたが、祭終了後の平日はそこまですることは必要ないようです。
3泊ホタル旅2日目、昼間は暇なので、この機会にやってみたかったアクティビティにチャレンジしてみました。まずはパラグライダーです。ゲレンデでの体験教室は体力消耗が激しそうなので、楽して楽しめそうなタンデム飛行を申し込みました。諏訪大社に立ち寄って安全フライトを祈願、

少し緊張しながら、富士見高原のパラグライダースクールに向かいました。普通は車で山の上のスタート地点に向かいますが、こちらはスキー場のゴンドラで山頂に登ってそこからスタートです。そのため、山麓1000mに対して1800mと800mの高低差を楽しめます。この日は若干風が強めで、ベテランの方々には強めの上昇気流が楽しめたようですが、初体験者にはちょっと刺激が強かったですね。15分程のフライトでしたが、優雅に空を舞う想像でしたが、感じる風が結構強くて、飛ぶまでの緊張感含めかなり疲れてしまいました。でも、人生初(かつ最後?)の経験を存分に楽しみました。

パラグライダーで疲れたので、この日は、君の名はの聖地(初めてでしたが、確かにどこかでみたような景色)に立ち寄っただけで、早めにホテルに戻って休憩、夜のホタルに備えます。

ホタル観賞2回目、祭終了後4日目のこの日は若干遅めに駐車場に入りましたが、駐車場の警備員は居なくなっていて、公園入場ゲートも無くなって、入場料無しで公園に入れました。昨日ホタルの多かった所を中心に見て回りましたが、やはり同じ所でホタルが多いようです。iphoneでのホタル撮影を少し勉強して、ナイトモードの露光時間をMAXの10秒で撮影しましたが、三脚無しだとやはり難しいですね。また、複数の写真の明るいところを合成する、比較明合成なるアプリも使ってみましたが、元の写真の質が悪いとどうしようもないです。この日のホタル発生数は2174との事、昨日とほぼ同じでした。この発生数、どうやってカウントしているのか不思議でしたが、カウンターを手に暗闇を歩き回っている人を発見、この方々のカウント数が使われているようです。もちろん完全には正確で無いでしょうが、目安にはなります。
ホタル旅3日目は、乗馬の外乗にチャレンジです。北海道でやりたかったのですが、嫁ブロックで断念、代わりにヘリコプターに乗ったという曰くつき(?)のアクティビティです。
八ヶ岳の麓の牧場で予約、1時間で12600円でした。辰野から八ヶ岳の麓まで、ちょうど通勤時間帯にぶつかって、1時間半くらいかかって、結構ギリギリになりました。
最初に牧場内で、10分ほど馬の制御の仕方を教えてもらって練習、そのあと森の中に入っていきます。17歳のベテランの馬なので、あまり何もしなくても、ガイドさんの馬の後をついてトボトボと歩いてくれます。時々、餌を食べようとしたりしますが、その時だけは手綱を引いて言う事を聞いてもらいます。おそらくは馬も自分が上だと思っているのでしょうね。足場の悪い下りで、少し駆け足っぽくなった時はちょっと怖かったですが、それ以外はのんびりと森の中の散歩を楽しめました。でも、終わって降りる頃には結構足もガクガクで、緊張していたことがわかります。

まだまだ時間があるので、近くの天空カートに行きました。ゴルフ場のカートで麓から展望台まで運んでもらえます。空気が澄んでいれば富士山も見えるようですが、湿気の多いこの季節は難しいようです。

でもよく見ると、雲の合間に微かに見えているようです。

のここです。

こちらのスキー場でお蕎麦を頂き

午後は定番のビーナスラインドライブでした。
霧ヶ峰の忘れじの丘と
美ヶ原は歩いて散策しましたが、ちょっと雲行き怪しくなってきたため、そそくさと退散です。
ホテルで少し休んで、3度目、最後のホタル観賞です。この日は金曜日ということで、結構車が多く、9時前の帰る頃には、駐車場がいっぱいでした。一方で、ホタルの数は減少気味でしたが、まだまだ楽しめました。この日は長時間露光アプリとやらを入手して試してみましたが、このアプリ、無料版は一回ごとに広告が入って、暗い中で広告を消すのに一苦労、余り使い物にはなりませんでした。

次に機会があれば、有料版をスマホ固定器具と合わせて試してみたいです。ただ、写真や動画は所詮2次元で、現地のあの風景はやはり記憶に留めるしか無いですね。
以上、3泊4日のホタル旅でしたが、いつか、1万匹のホタルを見てみたく、機会があれば、リベンジを検討します。
ホタル観賞の忘備録:
・ホームページにその年の幼虫上陸数も公開されるので、当たり年かどうかの見当は付く
(23年はmax1万匹の当たり年、24年は数百どまりのはずれ、今年はmax4700のまずまずといったところでしょうか)
・ホームページの日々のホタル数から見頃の見当をつける
・ホタル祭終了直後の平日が狙い目?
・相当に暗いので歩きやすい格好で
・フラッシュは厳禁、懐中電灯もできるだけ使用を控える。子供さんの光る靴はもっての外。
・三脚、一脚は禁止
・撮影するなら、露光時間調整できるもので
・スマホなど落としてしまうと拾えないので要注意
・子供さんも迷子に要注意
以上です
Posted at 2025/06/22 12:03:03 | |
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