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2021年08月28日

新型シビックハッチバックに試乗!

新型シビックハッチバックに試乗!  先日ディーラーから案内があり、来月発売になる新型シビックに試乗させていただいた、という事は前回のカーレビューでも書きましたが、そこで書ききれなかったことも含めて日記形式で書いていきたいと思います。

 まずは外装チェック。

 ボンネット高さを始めとして全体的に低く抑えられたプロポーションなのは、横のヴェゼルと比べてみるとよく分かりますね。吊り目がちなヴェゼルに比べてシビックのライトは四角に近く落ち着いた雰囲気です。
 このシンプルな造形や落ち着いた雰囲気を見ると、自分はEG系シビックを想起しました。どのシビックを思い出すかという反応は人それぞれでしょうし、比べてみると面白いかもしれません。

 続いてリアビュー。

 リアウィンドウは大きく傾斜角が付き、ルーフ後方から流れるクーペのようなスタイル。それでいて身長177cmの私が後席に座っても頭上が狭いという感じはありませんでした。
 CR-Z乗りとしては「大きく傾斜したリア=斜め後方の視界が悪い」という先入観があったんですが本車はそうでもなく、これは大きな側面窓の効果がありそうです。

 余談ですが私、こういう大きくリアウィンドウが傾斜したハッチバックが大好きなんです。CR-XやCR-Zのデザインに惚れ込んだのもこういったデザインによるところが大きく。カッコよさと実用性を両立しているところがポイントです。

 視点を下げてみます。

 アグレッシブなセンターエキゾーストだった先代と異なり、本車の排気管は両サイドとオーソドックスな配置になっています。
 テールゲート後端は上にはね上げるフィンのような形状になっていますが、これがノーマル状態のようです。オプションのスポイラーを付けた姿が凄くカッコいいのでご注目。
 ↓カタログより。ある種'90~'00年代前半のスポーツカー的?↓


 タイヤを見てみましょう。

 標準でグッドイヤーのイーグルF1というスポーツタイヤが装備されています。「ホンダ車=ブリヂストン」というイメージを勝手に持っていたので、海外ブランドのタイヤが標準装備となるのはちょっと意外です。
 タイヤの規格は235/40R18というもの。最近のタイヤ扁平化は著しく、純正で40扁平のタイヤが付くとは凄い時代になったものです。

 さて次は内装です。

 一番に目に入るのはダッシュボードからピョコンと飛び出したナビ。最近の車だとよく見ますね。画面を見る際の視点移動が少なくて済み便利です。
 そして、かつてナビがあったような高さにはダッシュボード全体に渡ってエアコン吹き出し口が横たわっています。こんなデザインは見たことありません。
 ちなみにエアコンは左右独立して調整可能です。大袈裟な機能のように見えるかもしれませんが、運転者は意識を集中しているので暑く感じがち、一方同乗者はじっと座っているので寒く感じがち、という事はよくあるのでこれは地味にありがたいです。
 センターコンソールには高さがあり、ドライブモード選択やパーキングブレーキのスイッチが集中配置されてコックピットのような雰囲気を演出しています。チェンジレバー前方のトレイにスマホを乗せるとワイヤレス充電ができるようですが自分のスマホは対応していませんでした。


 ハンドルは赤いステッチのアクセントが入り、すべすべした手触りの皮革が巻かれています。ハンドルのスポークは艶ありブラックの樹脂。今までホンダ車のスポーク部分はずっとシルバーだったのでこの色は新鮮です。
 なお、赤のステッチやガンメタのホイールが装備される本車は上位グレードのEXとなります。

 内装新旧比較。上が新型、下が先代です。


 4キロほどの試乗コースを走った感想を。(カーレビューで書いたことと重複するかもしれません。)
 乗り込んでみて一番に感じたのは視点の低さでした。物理的な安定感に優れるのはもちろんのこと、ちょっと背筋を伸ばせばボンネットが視界に入り、低い着座位置からボンネット越しに見る運転風景は「走るための車を操縦しているんだ」という気持ちを高めてくれます。それでいて窓が大きいため視界も良く、視点の低さと実用性がトレードオフでないことを教えてくれます。最近背の高い乗用車が多い中、こういう車は希少ですよね。
 乗り心地に関しては、どっしりとした安定感があり多少の凹凸にも動じない安定性を感じました。特に、段差やギャップを超えた時に感じる後ろからの突き上げ感を全くと言っていいほど感じず快適でした。リアサスペンション形式のコンパクトカーとの違いもあるのかもしれません。
 音に関しては、純ガソリンエンジン車という事でエンジン始動音や加速時の唸りが気になるかと思っていましたが、防音効果が改善されているのかラジオ等を流していない状態でも先代を試乗した時ほどは気になりませんでした。これぐらいの音なら純ガソリンエンジン車でもいいかも、というくらいの聞こえ方でした。

 短距離の試乗だったので高速の合流や長距離の快適性、山道での操縦性など試せていない部分は多く、さらに言えば筑波でどのくらいのタイムが出るのかなど知りたいことは尽きませんが、視点の低さがもたらす楽しさと乗り心地の良さは確かに感じることができました。
 SUVの台頭によりコンパクトカー一辺倒の時代が終わりを迎えつつある今、乗り換え先としてちょっといい実用車、それも背の高さでなく「低さ」がもたらす走りの楽しさのシンボルとして、この新型シビックがもっと注目されればと願っています。
(完)

 余談ですが来年にはシビックのe:HEVモデルとタイプRが発表されるとのこと。
 私としてはアイドリングストップから音もなく復帰したり静かにグンと伸びる加速感があったりするハイブリッドが好ましく、一方でミニサーキットでの走行にも堪えるスポーツモデルが望ましいのも事実。もし買い替えるならばどちらが良いか、来年は今以上に頭を悩ませることになるでしょう。
 欧州ホンダの電動化戦略を考えるとタイプRもハイブリッドということもあり得そうですしそれならば願ったり叶ったりですが、政策が変わった!なんてこともあり得そうなので気長に待つことにします。
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Posted at 2021/08/28 13:36:25

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