フロントサスペンション関係リフレッシュメンテナンス
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
修理日時:2020年8月8日
走行距離:16503km
キルスイッチを修理している最中に大変な事に気付きました。
写真の様にこの車はビルシュタインのショックアブソーバー が横に向いて付いています。そのショックアブソーバー とスプリングの間に大きなワッシャーを見つけました。左のショックアブソーバー にはあり右のショックアブソーバー にはありませんでした。
そこでショックアブソーバー のオーバーホールの見積もりの相談に向かいました。ネットで近くでビルシュタインを取り扱っている店を探すと滋賀県東近江市の八日市ピレリだったので向いました。
非常に親切にビルシュタインの構造を教えて頂いたのですが結果、オーバーホールは無駄との意見で少し腰が抜けました。確かに年数は経っているが走行距離が1万キロ台でビルシュタインがへたる事は無いと。オイル漏れ等が確認出来るのではオーバーホール必要であるが全く問題無いとの事。大きなワッシャーが遊んでいるのは簡単で自分で治せるとの事でこのお店にあるショックアブソーバー をわざとバラしてどの部品かを説明して頂いた。この自分は私自身で治したらという提案でした。全く商売っ気無い社長でした。こんな不思議な感覚で一旦帰宅しました。
2
自分で修理する計画と工具の準備に入りました。ショックアブソーバー の両端にロットエンドサポートが劣化して脱落して無くなっているのでこの部品を調達しようとしましたが生産中止でした。その他工具を準備して修理開始です。
相棒のクイックジャッキも少し改良。まーさんガレージで紹介されていたクイックジャッキに自走車輪を取り付けていたのですがこの車輪の耐荷重の問題で車輪が自由に旋回するベアリングが破損寸前になったのをハンマーキャスター製に変更。外形はほぼ同じですが、旋回するベアリングの玉やカシメ形状の大きさなどが違い全く耐荷重の安全率が違う様です。ハンマーキャスター最高です。
3
ショックアブソーバー を車体から取り外しスプリングを取り外しました。その時に矢印のロットエンドがものすごく動きが悪く回転しずらい状態に気付きました。グリスを塗布してロットエンドの玉を5分ほど回転させてスムーズに動く様になりました。やはりロットエンドサポートが必要と思い部品が無いので有れば自作をしました。
4
食卓の椅子の足に付ける傷防止キャップを加工してこのような黒いロットエンドサポートを自作しました。このサポートの中にグリスを塗り継続してグリスが供給出来る様にしました。
使用した材料は以下になります。
イスキャップB黒丸
BC-155 内径28
メーカー WAKI 16個 ショックアブソーバー 4本分
5
ショックアブソーバー のロットエンドが渋いので有ればスタビエンドリンクのエンドも渋いのではと確認したらビンゴ。ブーツを広げてグリス注入してまた5分ごねごね。スムーズになりました。
6
問題の大きなワッシャーが外れています。でもショックアブソーバー の本体から外れているだけで軽く叩き込むと入りました。
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外れた原因はバンプラバーが劣化で無くなりショックアブソーバー が底つきしたショックで外れた様で、バンプラバーを付けた。
8
元に復元してテストドライブ。
走り出しで速攻で改善を体感。ものすごく柔らかい感触と振動吸収がソフトになりました。
と言う事はリアも同じ症状かと思いリアもリフレッシュメンテナンスを進めます。
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