14年ぶりキャブレターOH（その１）

アイドリングが高くなる症状が頻発していたので、キャブレターを清掃しながら使っていた。年末の出先でどうにも下がらなくなってしまった。

30分ほどかけて、ファストアイドルカムを清掃してみたが、症状変わらず。
その後、チョーク用バイメタルのヒーターの動作角度を調整していたら、エンジンが掛からなくなった。
元の位置に戻したら、始動できたがアイドリングが高い状態は治らなかった。

2日後のクリスマスに、キャブレターをバラすことに決めた。
エアクリーナーを外した状態。
ここから長い道のりが始まる。

キャブ周りのホースをはずして、ごみの入らないように塞ぐ。

アクセルワイヤーを外す。

キャブへの配線コネクターを外す。

キャブを脱着するためのスパナ。
右上はTopのスパナを半分に切ったもの。
右下はアサヒのライツールシリーズ、剣先が尖っているので、ギリギリの振り角の場所で活躍。
左は汎用スパナをバーナーで焙って曲げたもの。
この３本がない場合、シリンダヘッドカバー外した上、冷却水を抜いてサーモケースを外さねばならず大事になる。

左のスパナは剣先を微妙に削って、振り角を稼げるように、加工してある。

【その２へ】

追記※このころの「みんカラ」整備手帳は８コマまでだったので、この先長くつづきます。