クーラー冷媒チャージ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先日少し暑かった日に、クーラー(エアコンではない)をつけたところ、効きがイマイチだったので、ガスチャージした。
2
サービス缶用バルブ。134a冷媒用。
※車両は、2006年にR12からR-134aにレトロフィット化している。(ホースは交換していない。可能な部分の継ぎ目を一旦外しシール材を塗布。コンプレッサーオイルをR-134a用に交換。レトロフィット用シール剤ガスを入れただけ。)
3
赤いノブと下側の円盤を半時計回しで、完全に上まで上げておき、本体を時計回しで、冷媒缶の頭に最後までねじ込む。
4
円盤を時計回しで、缶に密着するようにキツめにねじ込む。
5
赤いノブを時計回しに、最後までネジ込む。
6
ゲージマニホールドの2つの高低圧バルブ(赤と青)を時計回しで完全に閉めておく。
チャージングホース(黄)左側はサービス缶用バルブへ、右側はゲージマニホールド(中央)へ接続する。
※逆接続だとガス出ない。
7
チャージングホース(青)をゲージマニホールド(低圧)へねじ込む。
※高圧は使わない
8
チャージングホース(青)の反対側のクイックカプラーのロックリングを引きながら、ACコンプレッサーの低圧バルブへ押し付けて接続。
この状態で前の写真のように、低圧側のゲージが動作する。
※クイックカプラーはレトロフィット時に取り付けた物
9
低圧側バルブ(青)を、反時計回しで開き、その後サイトグラス下のバルブ(虫)の中央を数秒押して、チャージングホース(青)内の空気を排出する。(エアパージ)
その後低圧側バルブ(青)を、時計回しで閉める。
10
サービス缶用バルブのバルブ(赤)を反時計回しで開き、同様にゲージマニホールドのサイトグラス下のバルブ(虫)の中央を数秒押して、チャージングホース(黄)内の空気を排出する。
※ホースが長い場合は少し長めに押す。
11
エンジンをかけて、クーラーON、ACコンプレッサーON、追加電動FANをONにする。
ゲージマニホールドの低圧側バルブ(青)を、反時計回しで開くとチャージが始まる。
レシーバーサイトグラスは泡で真っ白に見える。(冷媒少ない)
12
冷媒缶を手で温めながら振り、ゆっくり充填してゆく。(缶を逆さにしてはいけない)
缶が冷たくて持ち続けられないうちは、冷媒が気化している最中なので、まだチャージ中。缶が空になると冷たさがなくなる。
1缶入れるとサイトグラスの一部に少し大きな泡が見えるようになった。
とりあえず冷えるようになったので、1缶でやめとした。
※レトロフィットしてからは、たくさんチャージしても透明にはならなくなった。
13
各部OFFにして、エンジンを切る。
ゲージマニホールドの低圧側バルブ(青)を、時計回しで閉める。
チャージングホース(青)のクイックカプラーのロックリングを引きながら、ACコンプレッサーの低圧バルブから切り離す。
ゲージマニホールドのサイトグラス下のバルブ(虫)の中央を押して、チャージングホース内の残圧を抜いてから、ホース等を片付ける。
※缶を使いきる途中でやめた場合には、サービス缶バルブを事前に閉めておく。
14
クーラーが効いているので、低圧側ホースが冷えて結露している。
テスト運転して完了。
※この車両の冷媒ホースは新車時(1978年)からの物、まだ使用できている。(R-12のホースだがR-134aで漏れていない。)
※ご参考にされる場合には、自己責任でお願いします。高圧側接続する場合は特にご注意。
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