ラジエター交換①

先日E38に乗っていたところ、「ポ～ン」と嫌な音がして、クーラント警告が出ました。
またクーラントレベルセンサーが故障したかなと思いボンネットを開けたところ、ラジエターの左側プラスチック部分からクーラントが噴出していました。
よく見るとプラスチックにヒビが入っていたので、半田コテで溶着してみました。
噴出はしなくなりましたが少しずつ漏れてしまうので、ラジエターの交換にチャレンジしてみました。
まずはアンダーパネルを外します。
写真はアンダーパネル右側で、こちらにネジが4本あるので外します。

写真はアンダーパネル左側で、こちらにもネジが4本あるので外します。
さらに奥にもう一つネジがあるので外すとアンダーパネルが外せます。

外したアンダーパネルですが、汚い…。
汚かったのでパーツクリーナーで清掃しました。

次にファンを外します。
外さなくてもラジエター交換は出来るようですが、ファンを割ってしまうと面倒なので、専用工具で外します。
他の方も書いていますが、ファンのナットは左ねじなので、右ハンドル車なら助手席側に回してナットを外します。

ファンを外しました。
シュラウドに載っている工具が、BMWのファンを取り外す専用工具です。
これはストレート製で、たまたまメルカリで出品されていたので購入していました。
買った当時は、まさか使うことになるとは思っていませんでした…💦

ファンが外れたら、次にラジエターシュラウドを外します。
シュラウドの左右にリベットがあるので、これを外します。
リベットの中心を内装外しツールで引き出し、リベットを引き抜きます。
外すときは壊れませんでしたが、戻す際に割れてしまったので、新品を用意しておいたほうが良いと思います。

次は、エア抜きのプラグ部分についているプレートを外します。
サブタンクのキャップとエア抜きプラグを外し、プレート左右の爪を内側に押し込みながら持ち上げるとプレートが外れます。
プレートを外すとサブタンクが外せます。

サブタンクを外すとシュラウドが外せます。
シュラウドはラジエターに引っ掛かっているだけの状態になっているので、上に引き上げて外します。