ワイパーモーターアッセンブリー交換
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エリーゼの純正ワイパーモーターは水が侵入しやすい穴が空いている。それで数年乗っていると、モーター内に錆が生じ、作動不良となる。
イギリスのeliseshop.comからワイパーモーターアッセンブリーを取り寄せて装着してみた。
ボディカウルを外さないとできないといわれる作業だが、工夫次第で大掛かりにしないでもできたので報告します。画像がなく恐縮ですが、出来るだけ詳細に説明しますのでご容赦願いたい。
1.左右のフロントカウルのダクトと上部一体部分をヘキサゴン3mmで外す。
2.助手席側にウォッシャータンクとワイパーモーターカバーが見える。カバーはポジドライバーで2箇所ネジを緩めて外す。ほかに三角の整流板やウォッシャータンクも外す。
3.ワイパーモーターは、パネルで固定され、ウインドウ下ボディに三ヶ所、センターカウルに下から二カ所固定されている。ボディ側のネジは6mmヘキサゴン、ワイパーの軸受けの左右奥に2本、パネル外側奥に一本あるが、脱落防止のため、緩める時はマグネットを近くに置くか布を引くこと。センターカウルに裏ドメされているのは10mmの六角ナット。良心的なショップでは緩み防止のベタベタ剤が塗られているだろう。とにかくネジを落とすと落ち込むし最も避けたいイージーミスなので要注意。5本のネジを外し、ワイパーも外し、配線カプラーも外し、古いグロメットも取ると、いよいよフリーとなる。だが、このままでは取り出せない。ロッドが邪魔なのだ。
4.ロッドのモーター軸のナットを外す。ネジは13mm(ワイパーを固定するナットと同じ)ロッドが片方フリーとなると、ようやくひっかかりがなくなり取り出すことができる。
5.装着。まず新品のモーターアッセンブリーのロッドを固定しているナットを緩めてロッドを片方自由にする。その状態でアッセンブリーを定位置に挿入。
6.センターカウル下のネジを9割ほど締める。その後、ワイパー軸側の外側とドア側のネジを締める。最後にワイパー軸内側のネジを締める。この際、ほとんどが見えない部位への作業なので、ヘキサゴンレンチに一工夫が必要になる。L型ヘキサゴンレンチは、先端がボール形のものでないと作業が不可能かもしれない。一工夫とは、ネジとレンチをテープで固定すること。レンチとネジが外れないようにかつある程度の可動性が持てるようにすることで見えない奥の穴に入れることができる。5本全てのネジとナットが締めれたら増し締めする。
7.配線。カプラーはそのまま使えない。部品と一緒に新しいオスのカプラーが付いているが、車体側からの配線5本を同列配線すると、ワイパーの運動がチグハグになる。黒から順に3本は同列配線し、残りの2本を仮止めしワイパースイッチ通りの速度になるよう確認し決定すること。
8.ワイパー固定。仮止めして左右の振れを適切になるように位置決めし本締め。終了。
作業時間4時間弱かかりましたが、慣れれば2時間少々に短縮すると思います。
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