ブレーキフルード交換

ブレーキフルードリザーバータンクの蓋を開け、MINより少し下くらいになるまで、シリンジ（注射器）でフルードを抜き取ります。

漏斗をセットして新しいブレーキフルードをMAXちょい上くらいまで補充します。
良くあるリザーバータンク供給器はたぶんこの車には使えないと思います。
狭いし小さいのですぐ溢れちゃう。
100mlも入れればもう一杯になっちゃいます。
ブレーキフルードは腐食性があるのでエンジンルーム内にこぼさないよう注意が必要です。
慎重に少しずつ補充しましょう。

リザーバータンクが運転席寄りにあるので、タンクから一番遠くにあるブレーキから作業します。
助手席側リア→運転席側リア→助手席側フロント→運転席側フロントの順で作業します。
ジャッキアップしてタイヤを外します。
サイドブレーキは降ろしておくこと。

キャリパーのブレーキホース横にあるキャップを外してプラグを出します。
10mmのメガネレンチをかけて、ブリーダータンクのホースを繋ぎます。
繋ぎ口をホースバンドでしっかり固定します。

レンチを４５度～６０度くらい緩めて、ブレーキペダルを数回奥まで踏み込みます。
ブレーキフルードが押し出されてタンクに蓄積されていきます。
数回ペダルを踏んだらこまめに止めてリザーバータンクにブレーキフルードを補給していきます。
9～10回くらい踏むとちょうどリザーバーがMINまで無くなる感じでした。

パイプを流れるフルードの色がきれいになったら、レンチを元どおり締め付け、パイプを外します。
パイプを外したらプラグをパーツクリーナーで洗浄し、蓋を戻します。
同じ作業を、4輪すべてやります。

4輪すべて終わったらリザーバータンクのMAXの位置までフルードを足しておきます。
最後にエンジンをかけてブレーキの踏み具合を確認します。
シュシュと音が出たりしないこと。
踏んだときに柔らかすぎず適度なフィードバックがあること。