高速時の風切り音対策テスト(4)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
アマゾンで購入した、morytrade フェンダーモールです。
1200mmの長さの物が2本で\2,180でした。
これをフェンダーではなく、風切り音対策用として幌の前に付けました。
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そのままでは、フェンダーの内側に入る部分がL型になっているので(右写真)、カッターで平にしました。(左写真)
材質はゴムの為、切るのは簡単でした。
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先端から見た写真です。
右が加工後です。
4
まずは、先端を幌の位置に合わせる為、先端を50mmずつ切断して1100mmにしました。
中央を切断してつなぎ合わせたものも造りましたが、騒音に差が無かった為、省きます。
ピラーに合わせて曲げる際はドライヤーを使用しますが、先日取り付けたリヤスポイラーに比べて細いので簡単でした。
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1200mmの長さのまま付けるとこの様になります。
元々Aピラーに付けていたボルテックスジェネレーターは干渉する為、取り外しました。
この2パターンで騒音測定をしました。
取付無しの状態は以前に測定していますが、タイヤの空気圧・摩耗状態等の差があるといけないので、今回あらためて測定しました。
今回、後のゴム側に合わせて貼りましたが、ガラス側に合わせて貼っても良かったかもしれません。
今回は、寒いし、両面テープも勿体ないのでやりませんが。
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100km/h走行時のノイズレベルです。
1200mmはアベレージが+0.1dB、1100mmは-0.3dBです。
数字からは?ですが、1200mmは80km/hを過ぎた位から、追加部品の先端周辺のAピラー辺りで風切り音が気になります。
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付ける前に対するプラスマイナスをグラフにしたものです。
1100mmは特に、人間が聞き取りやすい2000~4000Hzが下がっています。
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120km/h走行時のノイズレベルです。
1200mmはアベレージが+0.4dB、1100mmは-0.5dBです。
-0.5dBではありますが、5%以上の低下なので、多少の効果はありそうです。
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この速度でも、2000~4000Hzが下がっています。
高い周波数は上がっていますが、自分の場合は、上の方は大して聞こえないと思われるので関係無いでしょう。
一般的に、20歳位で耳の良い人なら20000Hz位までが可聴周波数ですが、20歳から、年齢が10歳上がる毎に上から1000Hzずつ聞こえなくなると言われています。
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今回は、オープンの状態でも測定してみました。
但し、いつもは1条件に対して複数回測定するのですが、寒かったので1回測定しただけで、結果の悪そうな1200mmのものは測定していません。
(測定中は空調も止めている為寒いです。夏は逆に汗だくですが。)
1回だけの測定とはいえ、アベレージで1.8dBも下がっているので、効果が有ったと判断しています。(音圧で18.7%ダウン)
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さすがに幌が無いと音が遮蔽されない為、効果が見えます。
1100mmの状態でしばらく様子を見ることにしました。
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横から見た写真です。
風の巻き込みも減るかもしれません。
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後から見た写真です。
この角度からだと気が付かないかもしれません。
その後、後窓を開けても温風の侵入が無いことに気が付きました。
これは好き好きですが、自分的には〇です。
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