BMW116i F20前期 エンジンオイル・オイルフィルター交換 DIYやり方
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
エンジンオイル (下抜き)、オイルフィルターを交換しました。
カースロープ上に前輪を移動させ、エンジンが冷えてからボンネットを開けフィラーキャップを開けます。
2
前方のジャッキアップポイントは、オイルドレンボルトの扉 (点検口) 前方の丸い小さな穴が開いている所です。
そのジャッキアップポイントに、フロアージャッキを使い車を持ち上げ両サイドにウマをかけます。フロアージャッキをやや下げて、3点で支えます(フロアージャッキ上にポイパックが載せられる場合)。後輪に車止めをします。
3
10円玉などを使い、オイルドレンボルトの扉を外します。⊖ドライバーですとネジが壊れやすいです。
4
オイルドレンボルトの扉は、完全に開きませんのでクリップなどで固定します。
5
手袋をして8mm六角レンチでオイルドレンボルトを途中まで緩めます。もしも、ボルトが固着していたなら、オイルスプレーなどの潤滑剤を噴霧してしばらく放置してから緩めます。
フロアージャッキ上にポイパックを載せます。
手でオイルドレンボルトを緩めて取り外すと、同時にオイルが排出されます。
6
オイルフィルターキャップを、オイルフィルターカップレンチ 36mmを使い緩めます。
○ オイルフィルターカップレンチ
(STRAIGHT/ストレート) ドレン&オイルフィルターカップレンチ36mm 12-6003
[差込角] 3/8"(9.5mm)
[サイズ] 36mm
[全高] 30mm
→ 狭いエンジンルームでも使用できるように、全高が低く抑えられています。
全高が低く、ソケット変換アダプターを使わなくて済む商品を選びましょう。
✖ ソケット(6角) 4S-36 差込角12.7mm(1/2") 二面幅36mm
普通のソケットでは全高が高く、さらにソケット変換アダプターまで使わなければならず、ボディと干渉して使えませんでした。
オイルフィルターの交換頻度は、一般的にエンジンオイル交換の2回に1回(走行距離2万kmごと)が推奨されています。ただし、走行状況や使用環境によっては、頻度を上げることも考慮が必要です。
7
いつ交換したかわからない、オイルフィルターが現れました。
8
ゴムパッキンを取り外します。
・自作工具例
金属製たこ焼きピックの先5mmを、ペンチで90度に曲げた物。
9
・オイルフィルター (エレメント) 例
MAHLE マーレ オイルフィルター オイルエレメント BMW 1シリーズ (F20) 116i 118i 120i スポーツ Mスポーツ スタイル (DBA-1A16) O4008 純正フィルターメーカー製
10
オイルフィルターの容器を、キッチンペーパーなどできれいに拭きます。新しいゴムパッキンを取り付け、ゴムパッキンに古いオイルまたはシリコングリースを塗ります。新しいオイルフィルターを取り付けます。
11
注射器で残ったオイルを吸い取ります。
12
オイルをウエス (キッチンペーパー) 等でふき取ります。
13
オイルフィルターをオイルフィルターカップレンチを使い、トルクレンチで元通り締めて取り付けます。
締め付けトルク 25-5 N・m (キャップに書いてあります)。
25N・mで良いと思いますが、-5 の意味は20〜25N・m を意味するようですが不確定です。分かる方教えてください。
14
新しい銅ワッシャーを付けたオイルドレンボルトを手で締めてから、トルクレンチで元通り締めて取り付けます。
締め付けトルク 30 N・m
オイルドレンボルト周辺をパーツクリーナーで洗浄し、ウエス等で拭き取りオイルドレンボルトの扉を元通り取り付けます。
15
エンジンオイルを規定量注入します。
エンジンオイル商品例
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規定量 F20前期 116iなら
オイルのみ 4L
オイル+フィルター 4.2L
私は、オイル缶にエーモンオイルノズルを直接取り付けて注入しました。
フィラーキャップをパチンと閉めます。
今回はオイル+フィルター交換で4.2L必要ですが、どうせエンジンオイルはしばらくすると減りますので4Lだけの注入です。
フロアージャッキを上げウマを外し、フロアージャッキを下げて撤去し、車止めも撤去します。カースロープから前輪を下ろしてから、オイルレベルゲージでオイルレベルを確認します。
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ポイパックを結束バンドで閉め、自治体のルールに従って廃棄してください。
この段ボールやエーモンオイルノズル等は再利用します。
17
●BMW1シリーズ (F20) サービスインターバルリセットのやり方
1. ドアを閉めブレーキを踏まずにスタートボタンを1回押し、イグニッションをONにします。
ディスプレイ左側に時計と気温が表示されるまで数秒待ちます。
2. メーター左端のリセットボタンを長押しし、押した状態でしばらく待ちます。
ディスプレイ表示が「リセットできます」になったらボタンを放します。
この表示でリセットボタンを短く押すと、いくつかのリセット項目を選択できます。
3. リセットしたい項目 (エンジンオイル) を選択し、リセットボタンを長押しします。
「リセットしますか?」と聞いてきます。
4. リセットボタンを一旦放し、再度リセットボタンを長押しします。
「リセット中です」と表示されますが、リセットボタンは押したまま待ちます。
「リセット成功」と表示されたら、リセットボタンを放します。
5. スタートボタンを1回押し、イグニッションをOFFにします。
エンジンオイルのインターバルリセットが完了しました。
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