
高速に入るインターのコーナリングは過去最高の踏ん張りを見せてくれた。
そこでクリアラップの機会を得た。
スポーツモードでフル加速して本線合流し次のコーナーへ。
その高速コーナリングはかつてない程に安定していた。
それは、今までイメージしていたコーナリングに近い仕上りだった。
コーナーに突入する手前、僅かではあるが少し躊躇いも一瞬感じたのは過去のトラウマか?
その領域でどうしても追加の補強が欲しくなった時は次のステップとしてフロントのロアアームも残しているし、モーションコントロールビームがあるが、今はこの状態で満足している。
センターフロアバー無しのこれまでの補強ではまだリア周りに不安があった事が如実に分かった。
イメージしていた事ができたのは幾つも積み重ねた補強と共に、最後に付けたセンターフロアバーの効果がやはり大きかった。
かつて感じていた恐怖感はなく、アクセルを踏み抜いて行ける余裕があった。
そこにははっきりと違いがあり、更に一段安心感が上がり、満足レベルになった。
サスはノーマルで柔らかく、タイヤも55扁平なので、一般道の荒れた凸凹や路面の不整や高速の繋目でも突き上げは一切なし。
とてもいい感じに成った。
むしろセンターフロアバーを付けた事でボディ側がシッカリしてサスが設計通りの仕事が出来る状態に成ったと言うべきか。
いつもテストによく使うS字コーナーではしっかり踏ん張ってくれて接地感がアップしている。
あまりにいい感触で満足レベル。
美味しいので何杯もお代わりしてしまった。
いいおもちゃが出来てしまった。
これは毎回限界探りしてしまうな。
完全に限界が上がっているので、高剛性になってそれを超えると、いきなりブレークするかも知れないのが怖いなと思っていたのだが、限界が急に来るわけではなかった。
タイヤがノーマルのブリジストントランザなのでグリップ限界が先にきて、コーナリング中にキューというスキール音で知らせてくれる。
センターフロアバーを付ける前、一般道の合流S字のコーナーリングでキュッキュッキュッと弾みながらの音が出ていた部分を、ほぼ同じ速度で通過しても鳴らなくなっていたので、タイヤの接地性が高くなっているようだ。
また、以前に少しはらんでしまった事がある一般道のコーナリング箇所も、ハンドルの切り始めでの遅れ感もなく、踏ん張ってはらまずにラインをキープしている感じだ。
ビビリ音が鳴っていた荒れた路面でもセンターフロアバーを入れると鳴らなくなった。
車体への制振効果もあるようで、荒れた路面の騒音レベルも下がったのはありがたい副作用だった。
Posted at 2021/11/30 12:19:33 | |
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