パワステフルードタンクＯリング交換の巻

いい加減パワステタンクからドボドボフルードが漏れてきたので交換することにしました。
ネットをみていると初期型のＧＣの交換の仕方が書いてあったのでやってみようと思ってやりました。（あんちょく・・・）

準備物～
10ミリメガネ
10ミリソケットレンチ
12ミリソケット（延長付き）レンチ

交換用パワステフルード
漏れ止め剤
スポイト
ペットボトル（５００ｍｌ）
ウエス
Ｏリング（これが後に大きな事件につながる）
ブレーキクリーナー
ピッチクリーナー

こんなもんかな？

まずパワステタンクのフタをとり、中のチャコシのようなものをつまんで取り出します。
そしてタンクの中身をひたすらスポイトで吸い取ってペットボトルへ。（大体２００～３００ｍｌくらい）

完全に下まで吸い取ったら上の太いチューブを抜き取ります。（チューブが割れやすいのとフルードが飛び散るので注意）

抜けたらタンクのフチの10ミリボルト5本をとります。
（ソケットレンチ）

取れるとタンクの上がパカッっと取れて中にボルトが2本見えます。

タンク内のフルードを全て吸い取って（仕切りの向こうのフルードも全て）
この2本のボルトを延長12ミリソケットではずします（それほど固くないです）

そうするとタンクがぽこっと取れます。
少し知恵の輪的にねじりながら上にタンクが外れます。

タンクを取ると下に目的のＯリングが見えます。

自分のは割れてなかったけど劣化して縮んでいてぺったんこでした。

さて、購入したＯリングと交換・・・とおもいきや！

そこで事件が！


初期型ＧＣとＤ型以降のＧＣではパワステタンクの形状が違うんですが、そのせいかＯリングの取り付け位置も大きさも全くちがうんです。

初期型は確か内径11ミリ程度の厚み１．８ミリくらいのやつを使うらしいんですが、後期型はもっとでかいやつです。（大きさわすれた。）画像中央が後期型、小さいのが一応ネットを参考に前期用として購入したＯリング。

急いで親に車を借りてＯリング購入240円
ホームセンターにて。
チョット純正より太いけど当ててみたら丁度良かったです。（純正が小さいのか縮んでたのかな）

画像は初期型用に購入したものと実際ついていたＯリングの差です。このくらいちがいました。

あとははずした手順と逆に戻すだけ。

タンク内のボルトは銅ワッシャくさいのが入っていたのでトルクはやや弱めに（しめすぎると割れたりしてよけい漏れる。本当はコレも交換したほうがよい）

タンクの上のフタの内側のゴムシールも交換するといいんだけどね～。めんどいからそのまま。

ちなみにこれが抜いたフルードと新品フルード。

戻すときに注意するのは。
フルードの量。

タンク内にとりあえずフルードを口から2センチ下くらいまでキモチいっぱいに入れておく。（入れすぎは×）

で、エンジンかけてハンドルグリグリ（左右10回くらい？）
で、もう一度タンクチェック。

おぉ！？フルードがゲージにつかねぇ！！

タンク内にあった変な仕切りを覚えているだろうか。
きっとタンクにただ入れただけだとあの仕切りの向こうにはフルードはいっていなかったんだと思う。

ハンドルをきることでその仕切りにもフルードがいきわたってフルードが減ったようだ。

あぶねぇあぶねぇ・・・

もう一度ゲージみながらコールドのライン上ギリギリに入れてハンドルをきる。

よし、減ってない。


次は走行テスト。
近所の近場をノロノロ運転。

とりあえず漏れてないからヨシ。

こんな感じで♪
次回はゴムパッキンもしっかり交換しよっと。

ＧＣのみなさまはきっとこのパワステオイル漏れに悩まされている人が多いはず。是非参考にしてくださいな。