武川Sステージキット組み込み
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準備物
・ソケットレンチ(8・10・12・14mm)
・メガネレンチ(10・12・14mm)
・スパナ(8・10)
・ヘキサゴンレンチセット
・エンジンオイル(10cc程度)
・針がね
・プラグレンチ
・ジャッキ
・金づち
・バイスプライヤー
・ウエス(大量)
・ハンドリューターセット(鏡面加工用、無くてもよい)
・作業手袋(無いと手怪我します)
このくらいかな?
1、まずはリアショックのしたのボルトをはずしておき、外装を撤去。
2、エンジンを被っているカバーを撤去。ついでにセンサー類のカプラーも外しておきます。
3、インジェクター撤去
4、エンジンヘッドカバー開けます。(少量オイルでるのでウエスを敷く)
5、クーリングファンの△とクランクケースの△を会わせてカムが燃焼室側を向いている状態の上死点にする。
6、カムスプロケを外す(デコンプレバーを外しスプロケ撤去、チェーンがクランク側に落ちないように針がねを通してフレームに引っ掛けておく)
7、ロッカーアームを固定しているシャフトを抜きます。ロッカーアームを外します。
8、カムの根元にあるスプロケのずれ止めのポッチを外して保管しておき、純正カムを抜き取ります。
9、4本のデカイナットを対角線に少しずつ緩めていきます。
10、サイドの10ミリナット3箇所も外す。
11、ヘッドを金づちでシバいて外す。
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外したヘッドです。
メッチャ汚い・・・
カーボンの塊がこびりついていました。これでは圧縮不良が起きそうです。(走行距離13000キロ、かなり丁寧に乗っていてもこうなります)
せっかくなのでヘッドの鏡面加工をしました。
ハンドリューターのステンブラシでゴリゴリ削ってピカールでフキフキ・・・・すると・・・・
3
こうなります♪
これで燃焼効率もバッチリ!
次はシリンダーを抜きます。
1、カムシャフトのガイドを上下外す
2、シリンダーを抜く
3、ピストンの片側のサークリップを抜いてピストンピンを外します。
4、純正ピストンを撤去。
あとは逆の手順でSステージを組むだけです。
気をつける点は、シリンダーとピストンにエンジンオイルを塗ってやることとノックピンの位置(シリンダー~クランク2箇所、シリンダー~ヘッド2箇所)
ヘッドを組む前にカムチェーンガイドを入れるのも忘れずに。(忘れてやり直しになった・・・)
カムを組んだ後にバルブクリアランス調整をします。燃焼室側0.1mm~0.5mm、エキゾースト側0.5mm~1.5mmだったかな
カムスプロケを組む時のデコンプレバーは時計回りに4分の3回転でOK。
カムチェーンテンショナーの取り付けも忘れずに^^;
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これは作業途中の画像(ピストン外した状態)
エンジンは外さずに作業できますが、中腰でずっとやるのでものすっごく腰が痛くなります。
ホコリなどが入るので一日で仕上げたいところです。
ちなみに作業時間は
朝9時開始~終了は21時でした。途中歯医者や髪切りにいったので実際は10時間程度だったと思います。
装着後の感想は・・・
も~~~~~エンジン系はやらねぇ!
燃調が8割程度しかあってない状態でフロントが浮くほどの鋭い加速になりました♪ハイカムの効果はヤバイわぁ~♪
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