TR7411Uでサテライトスイッチを使う！

これは、コンチネンタルのオーディオユニットTR7411Uです。欧州の標準的な規格で作られているので、ルノー純正オーディオから簡単に交換できました。
しかし、そのままでは純正のサテライトスイッチが使えません。
TR7411Uには、ステアリングリモコンで操作できるSWC機能がついているので、簡単なアダプターを作ってサテライトスイッチと連動させました。
使える機能は音量上下、曲送り戻し、ソース切替だけですが、とても快適になりました。

ルーテシア２のサテライトスイッチです。
これに慣れてしまうと、これ無しのオーディオは考えられません。
コネクタは６Pになっています。

はじめに、サテライトスイッチのボタンと導通の関係をテスターで調べてみました。

コンチネンタルTR7411Uのマニュアルを見ると、SWC機能についての説明は、機能のON/OFFの事だけで、詳細がわかりませんでした。
そこで、このような可変抵抗をつなげて動作を調べてみました。

おもな機能と抵抗値の関係は、こんな感じでした。
他にも電源ON/OFFもできるみたいですが、そこは追求しない事にしました。

ルーテシア2では、サテライトスイッチの配線が、センターディスプレーの裏にきてます。この赤いコネクタに6本の配線が、左から６５１２４３の順番に並んでます。このコネクタは特殊ですが、一般的な２．５４ピッチなのでピンヘッダを使うと接続が容易です。

このような回路を作りました。
回転セレクタは、なぜか動作が不安定なので、5番の配線は使わない事にしました。

はじめは、抵抗にリード線をつけて作ったのですが、基板で作ったほうが簡単で付け外しもラクです。
ダッシュボート脱着は、かなり面倒ですが・・・