
効能?薬じゃあるまいしゞ
DDCとは、主にPCのUSBを入力し、別のフォーマット(TOS/COAX/I2S・・)に変換する機器で、トランスポートとDACの間に使います。
FX-AUDIO FX-D03J USB バスパワー駆動DDC
試しにGustard R26 (R2R DAC)にこれを使ったところ(USB>COAX)解像度がアップして驚きました。 R26の音色は暖色寄りで若干高域が丸い印象ですが、しゃっきりした音になりました。 ただ少し粗いかな?
そこでFiiO K9 Pro ESS にも使ってみました。 これは当初解像度MAXで寒色な音色でしたが、何回か使ううちに低域がよくなりフラットで厚みのある音になりました。 DDCを使ってみると・・ 何か元気がない・・ 気のせいかな? USB接続に戻すと、少し音圧が上り音質も向上^^ Gustardとは逆の結果に驚き!
DDCはどうも機器により適不適があるようです。 K9 Proの場合は、USB接続が最も性能を発揮する設計かもです。
Gustard R26のネットのレビューでは「I2S」というデジタル接続(HDMI規格を使ったオーディオ用デジタル接続)が最も優れるということでした。 しかしあいにくI2S出力できる機器がありません。 I2S出力を備えたDDCは9千円弱でありますが、ここは上流機器のため思い切って「Gustard DDC-U18」を注文しました。
どう違うかというと、要のクロック精度が高いです。 USBから他のフォーマットに変換するときにリクロックをするはずですからクロック精度やジッターが音質に関わってきます。 このDDC-U18は不思議なことに華国ショップよりAmzn.jpのほうがお安いです^^ ここだけの話。
多分、Mac>Gustard R26間に使うとかなり音質が向上すると予測されます。 またマランツ40nにも使えます。
Gustard DDC-U18が届いたので早速使ってみます。 Mac-USB-U18-I2S-R26-RCA-マランツ40n-S3900 です。
初めは音が出ず手こずりましたが、ネットでマニュアルをダウンしてセッティングすると無事出音しました。(マニュアル付いてない)
・・まあまあですかね。 暫く鳴らすと、高域がきれいに伸びてきました。 音質はFX-D03Jと違って柔らかく上品です。 R26単独より滑らかでアナログライクです。 40nとの組み合わせなので余計にそう感じるかもです。 Yao嬢のボーカル途中のリンの音がきれいに聴こえます。 K9 Pro ESSと比べるとエッジがソフトで、何かゆったりした癒される音色です^^
その後、R26に備わるNOSモード(ノン・オーバーサンプリング)にしてみると・・ 柔らかい音色が一変し、クリヤできりっとした音になりました。 DDC以前はちょっと荒さを感じ使いませんでした。 超高域の金属音も、K9 Proに負けないくらいです。 これはいいかも^^
追記です。
Mac-USB-U18-COAX-マランツ40n で聴いてみました。 40n内蔵DACの音です。
・・いいですね、締まってます。 中、中低域の緩み?が気になっていたのですがU18経由ですとそんなことはありません。 高域は伸び、低域もばっちり! アナログアンプらしい厚みがあり、いいんじゃないでしょうか!
これですと、外部DACは不要かも~~;
変な話、中華の追い上げで漸く国内メーカーも気づいたのかも。 本当にいいものを出さないと。 40nは第一号機かな? グッド・ジョブゞ
追記2です^^(しつこい?)
試しに、FiiO K9 Pro ESSと、Fosi ZA3x2の組み合わせで聴いてみました。 USBケーブルは自作のAg4N銅箔シールド(電源セパレート)ケーブルです^^
多分最も高解像度な組み合わせ かな。 聴いたのはSting/Nothing Like The Sun です。(40nで聴いたのと同じです)
・・まるで別物! こうも違うか! 情報量2倍? ハイ上がりだが、何というか同じ音源とは思えない。 スピーカーがまるでヘッドフォンになったよう。(ヘッドフォンの音がスピーカーで再現されたよう)
前言撤回。 この K9 Proは凄いです! このレベルのDACは老舗FiiOでないと実現できないのでは?と思わせます。 これとZA3の組み合わせは音の悦楽をもたらすかと。 具体的には解像感とスピード感が半端ない! StingのためのDAC,Amp かと。
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2024/08/06 21:02:08