エキスパンションバルブ交換

レトロフィットが完了して2ヶ月くらいでしょうか。
関東に急に酷暑が襲った今年の6月、エアコンガスが一気に抜けてしまいました。
昨日まで涼しかったのに、冷風のれの字も出ない。
チャージバルブの虫を押してみるも、気の抜けた炭酸くらいしか圧がなかった。

一先ず私は虫(バルブコア)を疑った。
なぜなら、チャージバルブのキャップにもゴムシールが付いているのだが、キャップを開けた瞬間にプシュっと言ったからだ。

予想としては、ガス充填量が多めでさらに酷暑で圧が上がり一番シール性の弱かった虫からガスが抜けたというストーリー。
というか、そうであってほしい。
それなら虫交換とガスチャージで済むからだ。

とりあえずECサイトでR134ガス対応のR12用虫と、R134ガス缶・チャージホースのセットを購入。

虫回しで虫を外してみると、黒いシールが溶けた感じ？(オイルが付いているだけ？)だったので、透明なシリコンゴムシールの虫に交換。
ガスの充填を始めた。

すると暫くして助手席側のバルクヘッドあたりから、シューという音が出始めた。

、、、終了。

レトロフィットしたお店に泣きのメールを送り後日見てもらうと、何とエキパンの一部が割れていた。(画像)
真鍮のリングが割れて中の緑色のOリングが見えている。

ガスを入れすぎたのか、エキパンの不良か、いずれにしろ高価なホース交換にならなかったのがある意味幸い。(プラス思考)

しかも今回割れたVEMO製とは違うEGELHOF製というのがすぐ手に入った。
ちなみにEGELHOF製には割れた真鍮のリングがなく同じことが起きる心配はなさそう。
(だが初めからEGELHOFだったら他から漏れていたかもしれない)

そして今回はガスの充填量を200g×4缶=800gにしてもらった。

《求むガス充填量情報》