
さて。弟が免許を取り、ランカのカギ渡せとうるさいので・・とりあえず渡して。
昨晩、助手席に乗せて山の上でランカで教習。
教習といっても、私は上に教えてくれるような兄弟や人がいなかったし、自分は教え方がヘタなので教習と呼べるほどのものではないんだけど。
車の操作や車両感覚、振り回し方、数年前まではステアリングの切り方まで、だいぶ自己流で覚えてきたし、人に教わることは多々あっても教えることはなかったから、教え方もまた自己流(笑
ランカ(AT)に乗っていた時は、かなり意見が分かれる「ブレーキは左足、アクセルは右足」でした。
山道を走る時、もともとエンジンブレーキが弱く、下りでは2速まで落とさないと有効的なエンジンブレーキが得られないためギアを落とすわけですが、ATといえどある程度回転を合わせないと急激にブレーキがかかって「つんのめる」ような感じになり、格好悪いし安全面でも良くないので、コーナー手前で回転を合わせるのに、左足でブレーキを踏みながらギアを落とし右足でアクセル煽って回転を合わせる、というために始めたもの。
これも自己流。
もっとも、昨日山の下りで、試しに右足だけでヒールアンドトゥ(クラッチ無いので左足はフリー)でやってみたら普通にできたので、別にブレーキアクセルを踏み分ける必要もなかったようだけども。
というわけで、誰もいない山の上で弟に以下のメニュー。
まだ運転席にも座らせたことが無いので、とりあえずスイッチ類の操作方法。
次に、運転席から見た時のだいたいの車の大きさ、角がどの辺にあるのかをつかませるために、自分が車の四隅に立って、その見え方を見させる。
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ステアリングのきり方を教える
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自分が助手席に乗って、ステアリングのきり方を意識させつつ、少し広めの駐車場で低速で好きなように車を動かさせる。
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ちょっと大きめの石が所々に転がってるような駐車場で、「じゃあ、あの石のところで右折~」とか「左折~」①
(目標物のところで、自分で考えてステアリングを切らせる)
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「そしたら、あの石でハンドルを切って、あの(別な)石のところまで一つの大きなRを描いて曲がってみて~」②
(ステアリングをどのくらい切ればどのくらいのRになるか)
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「①と②でやった右左折を、右折の時は①、左折の時は②でっ!」
(慣れてきたら逆にしたり組み合わせたり、少しスピードを上げて。)
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舗装路の↑みたいな70mくらいの旋回場にて、
とりあえず右回りと左回りを3周くらいずつさせる。
(左端の点線は凸凹の某ライン)
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「そしたらまずは右回りで、凸凹ラインのところは右タイヤを凸凹ラインに乗せて走って(右タイヤがどこにあるか)、
①と②のRの違うカーブを、できるだけイン側に沿わせてそれぞれのRに合わせて回ってみれ~」
(この時リアの内輪差も考えさせて。)
慣れてきたら逆回り、今度は凸凹ラインに左タイヤを合わせて、同じように①と②もイン側に寄せて回らせる。それにも慣れたらちょっとスピードUP。
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「次は、凸凹ラインは今まで通りタイヤ乗せて走って、①と②のカーブを一つのRとして見て、①のRでステアを切って、ゆっくり戻しながら②のRに合わせる。
切り足しはダメ、ステアリングを戻す時も、手を止めないで滑らかに戻す」
出来るようになってきたらスピードUP。
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今度は逆周りで①と②を一つのRとして考えるんだけど、とりあえず②のRは無視して、自分が「ここだ」と思ったところで自分が「これくらい」と思った舵角でステアを切り、切り足したり戻したりしないで舵角一定のまま①のきついRに辿り着かせる。
切り始めのタイミング、カーブのRが目に見えないので苦労してましたが、数十周して3回ほど合わせられたのでとりあえず良しとして。
最後に、山の中腹あたりから上りだけ、「下ってくる車はいないことを確認したから、とにかくセンターラインと路側帯のラインを踏まないように、道路の真ん中を走って上までGO!」
1本目は焦らずゆっくり、2本目からは少しずつスピードを上げて、今までやったことを意識させながら5本。
で、2時間半ほど暗闇の中練習させて、1段階目終了。
教習所でも路上教習はやってて見るべきところは教わってるはずなので、まずは対向車もあまり来ず誰もいないところで落ち着いて車の動きさえ教えて、自分で考えてできるようになれば、あとは街中走らせても車の流れとか読み方を身に付けてしまえば良いという考えなんだけども。
弟が「GC乗りたい」と言ってるので、「MTだとこれにクラッチシフト操作が入るんだからな」と脅しかけときました(笑
結局、車の運転なんて頭でいくら教えようと自分で運転席に座って、いろいろ経験しなきゃ上手くならないんだし。
雪道の運転でも、「こういうときはどう対処するべきか」なんて考えてるうちに事故るんだから、そうなった時に考えるより先にカウンター当てたりアクセルブレーキ操作したりできるようにならないと。
そういう時ってたいてい頭真っ白になってる(笑)から、頭で分かっててもあまり意味が無いような。
それだって、乗って走ってたくさんのヒヤリハットを経験しないと身に付かないし。
雪道になったらこのランカの滑り方滑らせ方教えなきゃ。
ワゴンで後ろ重い上に長いから、上りで上手く流すためには手前で真逆に真横向けてフェイントかけてやる。
ターボみたいにもりもりトルクあるわけじゃないし、駆動トルク配分がリアよりなので、パワースライドもさせにくいしさせてもケツが流れてトラクションがかからない。
コーナーの真ん中辺りには脱出方向に頭向けてほぼ全開、基本ゼロカウンターでオーバーステアを抑えるために修正を加える感じで。
リアが軽いインプやエボだとどういう振り回し方になるんだろ?
リアが軽いから、スピード出てれば、曲がりたい方向に切ってブレーキングの荷重移動だけでもケツが出る?
下りなら、ランカでもリアの重さでそれが出来るんだけど。
ってその話の前に普通に冬道運転できるようになるのが先か・・。
ふむ・・。
BCはまだ部品が届かず。
昨日はランカで友達と紅葉ドライブに行ってきました。
ルートは、札幌→恵庭→支笏湖→喜茂別→倶知安→毛無峠→朝里→朝里峠→豊羽鉱山→定山渓→札幌。
大体350km、これでもかってくらい紅葉見せたし(笑)天気もずっと良くて喜んでたようで、良かった良かった。