2009年10月24日
11と☆
今年は2つのタイヤを使いました。
気になっている方もいらっしゃると思います。
同じサーキットで、同日に同じコンディション(残り山など)で使ったわけでもないので、あくまでも私の感覚です。
参考くらいにしていただければと思います。
ご存じのように私はかなり鈍感なドライバーの部類に入ります。
以下、今日はちょっと長いです。
1.レスポンス
11を履いた瞬間に多くの方が思うのは「反応が無い!」と言うことだと思います。
反応がないから、どんどんステアしていってしまったりガッツリとブレーキングして
フロント加重にしすぎたりしてしまいます。(僕がそうでした)
これをやってしまうと、お約束のブロック飛びが発生します。
今振り返ってみると、反応がないのではなく、反応が伝わって来にくいだけでした。
TC2000の最終コーナーで、11の反応を基にステアするのを止め、
その前に使っていたタイヤ(01R)の時のドライビングに決めつけて数周回ってみました。
タイヤの反応をまつことなく操作するのは怖かったのですが、これで吹っ切れました。
それまで未体験ゾーンであったコーナリング速度で旋回し、当然1コーナーが近く感じられました。
更に数周すると、ほんの僅かな反応が返ってきていることに気づきました。
あとは、これが感じやすいように車をいじるだけでした。
スーパーオーリンズ+ボディ補強もかなり手助けしてくれたと思います。
☆は?
正直な話、信じて頂けないとは思いますが、レスポンスは11の方が敏感です。
西浦の後半セクション。
S字の切り返しなどで、11の感覚で1つ目を入ると、2つ目へのアプローチ姿勢を作るための、
助走距離が長くなり、結果立ち上がりも遅くなってしまいました。
イチカバチカ、1つ目をコーナリング中に少々オーバーアクションにしてその揺り返し力を
強めにして一気に左へステア。(1つ目を立ち上がらないうちに、見切りを付けて左に切りました)
これがばっちり決まり、その後のコーナーも同じように走ることでタイムを出すことが出来ました。
同日、現場におられた、某プレス関係のオジサマに話したところ、「その通り!」と言われたので、
あながち間違いではないと思います。
2.ドライ性能
上記が全てですが、厳密に言うと11はサーキットで使い分けた方がよいかもしれません。
特にドライは
使い分ける、サーキットは下記の2つ。
1)舵角が大きく当たるコーナーの多いサーキット
例) スパ西浦、TC200
11は肩のブロックがかける現象に至りやすく、タイムは出ましたが、
精神的によろしくないので☆の方がよいかと・・・。
2)高速コーナーの多いサーキット
例)FISCO、鈴鹿などの国際サーキット
ここを☆で走ったことはありませんので、11での感想がメインになります。
FISOC 100R、鈴鹿の東コース部分の楽しさと、車の応の良さから、
11になると思います。
来年機会があったら☆も試してみますが、多分11をチョイスすると思います。
3.ウエット性能
☆で西浦を走って楽しかったです。
雑誌やDVDで雨が良い事にあまり着目されていないのが不思議でした。
それを含めても、雨は11かな?
普段乗りの雨、☆と11で走った時との違いは、安心感でした。
☆もグリップしているのですが、11はドライ路面を走っているような感覚で運転できました。
安心感とグリップ感は11の方がよい気がします。
4.価格
これは断然☆です。
「来年どうしようかな?」と考えると。
YHは高くて手が出ません。多分、自分の車で違いを試すチャンスはないと思います。
来年は、今年と同じように、普段履きと小さなサーキットは☆。高速サーキットと雨用に11を積んで行く事になると思います。
他のタイヤも含めて、皆様からの情報をお待ちします。
今、タイヤで悩まれている方に、参考になれば幸いです。
某オジサマからの話ですが、GYもかなり良いらしいですよ!
曲がり隊!の中に、タイヤのインプレッションを書き込むコラムでも作りましょうか?
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Posted at
2009/10/24 12:45:40
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