車を綺麗に保つために外装・内装ともコーティングを施しているが、晴れた日の走行後、ボディが白っぽくなって輝きがなくなっていた。ドアノブあたりを触ってみると白い粉が付着していた。以前から、いつも使っているコーティング剤(ハイドロフラッシュ)は埃が付きやすいのかなと思っていたが、ルーフやボンネットなど水平面ならともかく、ドアパネルなどの垂直面が一面埃に覆われるのはコーティング剤のせいじゃない、きっと静電気のせいだと気が付いた。
このことがあり、帯電防止効果のあるコーティング剤を探してみて、2種類見つけた。一つは以前から気になっていた
ブードゥーライトのシーラント、もう一つは新たに見つけた
TOYOTA GAZOO Racing GR エアロスタビライジングボディコートだった。シーラントのほうは車を綺麗に保つための一つの要素としての帯電防止だが、エアロスタビライジングボディコートのほうは空力特性の向上を狙っており、コーティングのコンセプトとしては水泳の高速水着と似ている。確かに空気との摩擦によって生じた静電気がボディ周辺の気流を乱し、設計通りの空力特性が得られないということは納得できる。
空気の流れという点で考えると、エンジンの吸排気系も該当すると思い当たり、そういえば、以前にエアクリーナーエレメントの交換方法を調べていた時、エアクリーナーエレメントの樹脂枠にアルミテープを貼ってエンジンパフォーマンスが向上したと書いているブログを読んだけど、その時は何のことやらまったく意味不明だった。しかし、トヨタの帯電防止技術について調べていくと、特許を申請しており、エアクリーナーエレメントのアルミテープは、その特許に基づいていることが分かった。
巷では、このアルミテープによる帯電防止をアルミテープチューンというらしいが、トヨタの特許では「自己放電式除電器」と言っている。外装にアルミテープを貼るのはせっかく綺麗にしているのに心理的抵抗があるので、そのうちコーティングで対応することにして、まず、エンジン吸気系でアルミテープを試してみようと思う。「自己放電式除電器を設置する(アルミテープを貼る)」場所は、トヨタの特許に載っている。
吸気系全体、及び、
エアクリーナーエレメント。我が家のデイズはターボ車なので、ターボチャージャーとインタークーラーがあり、トヨタの特許の図面そのままにはならないが、これを参考にアルミテープ貼り付け可能な個所を見つけようと思う。
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2021/11/07 12:57:07