《⑧》トヨタ純正パーツ交換録【アルティス】

《⑧》では後部エアコンルーバー(コンソールリアエンドパネル)を、海外カムリ最上級グレードに搭載している純正パーツに交換して参ります。

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前回整備手帳
『【アルティス】トヨタ純正パーツ交換録《⑦》』
https://minkara.carview.co.jp/userid/3397340/car/3178229/7214450/note.aspx

後部USBポートをType-Cに変えるという、当時誰もやった事がないカスタムを行いました。
お陰様でこの1年間で爆発的に広まり、皆様には大変ご好評頂きました。誠に有難う御座います。

【はじめに】
ある日、偶然にも外国の方が海外仕様の70系カムリ最上級グレードモデルを紹介している動画を拝見しました。

その動画の中で、日本仕様のグレードには搭載されていないパーツがいくつか見受けられました。そのうちの一つが、こちらの「コンソールリアエンドパネル」です(画像参照)。

皆さんご存じのとおり、日本仕様のカムリに搭載されているパネルは、カムリの上品さを損なうような質感のものであり、車格にまったく見合っていません。

一方、海外仕様の最上級モデルに搭載されているコンソールリアエンドパネルは、
・吹き出し口周りにメッキ塗装
・吹き出し口上部にタイガーアイパネル
といった仕様になっており、カムリの車格にふさわしい高級感あふれるデザインが採用されています。


…なんとかして手に入れたい。

【どこに売ってる？どうやって手に入れた？】
現状、当たり前ですが
“日本の市場には出回っておりません”
私のリサーチでは、このパーツはロシア国内にのみ中古で出回っており、これをなんとか日本に輸入出来る手段は無いのかと暫し考えていました。
そこで閃いたのが、ロシアから日本へ代行輸送してくれるサービスです。
それらを利用し、無事に日本に輸入することが出来ました。

私のXで、輸入までの進捗が見れます↓
https://x.com/DAIHATSU_ALTIS/status/1859514276974850509?s=19
(段取り兼ねて、到着まで約1ヶ月ほど)
因みに、価格は中古価格で8000ルーブルでした。

お待たせしました。
交換手順です。…と言いたいところなのですが、、

前回の整備手帳
【アルティス】トヨタ純正パーツ交換録《⑦》
にて画像7〜画像12までの手順が全く同じ故に、そちらをご覧下さい。

『【アルティス】トヨタ純正パーツ交換録《⑦》』
https://minkara.carview.co.jp/userid/3397340/car/3178229/7214450/note.aspx

はい、デフォルトのコンソールリアエンドパネル、無事に外れました。

こちらが、海外仕様のカムリ最上級グレードモデルに搭載されているコンソールリアエンドパネル。

2つを並べてみました。
高級感の差は雲泥のよう。

コチラは裏面の画像です。
←左が国内版　右が海外最上級グレード版→

海外最上級グレード版の吹き出し口上部には
何やら国内版には無い機構が。
これは、タイガーアイパネルを固定するためのものだと思われます。
ですのでネジを外せば恐らくタイガーアイパネルが外せるのでしょうね。

<余談>
なぜ外せると予想したのかというと…

前期はタイガーアイパネルでしたが、後期からはブラックアートウッドパネルに変更されている為、型だけ量産してパネルのみ交換できる仕様になっているものと推測します。
(国内に1つしかないレアパーツ故に、無駄な分解は避けます笑)

画像は70カムリ後期Ver.のものです。
(こちらも海外版最上級グレード)

それでは皆様、大変お待たせ致しました。
逆手順で組立直し、最後は押し込んで終わりです。
次画像が、完成系になります。

完成！！！
念願のコンソールリアエンドパネル！！
このパーツは現在、日本国内に1つしかないと思うと非常に感慨深いです。

当たり前ですが、純正品なのでピッタリです。
ポン付けで簡単に装着できます。

70カムリ/70アルティスの後部はちゃちい。
と、よく言われますが
このパーツを1つ変えるだけで、後部座席からの視界の高級感が一気に増しました。

前も後ろもタイガーアイ。
いやーーーーー本当にカッコイイ。
わざわざ輸入した甲斐がありました。

最後に品番の紹介です。

国内版↓
58903-33330
58923-33140

海外版(最上級グレード)↓
58903-33320
58923-33130

カスタマイズ猛者の皆様。
やってみたいと思った方は
是非、頑張って輸入してみて下さい。

それでは、次回のトヨタ純正パーツ交換録もお楽しみに。
また今度。