OKUYAMA メンバーブレース フロント  

2023年4月、プリウス20に取り付けました。

結論的には、かなり良いと言うか、このブレースを取り付けてやっと普通のクルマになりました。

サスペンションの動き始めが自然な感じに動くのが分かるようになりました。
（最初にこのパーツから追加した方が良かったのかもしれません。特に乗り心地を良くしたいのなら、ノーマルダンパーでも効果有りそうと思うところです。）


どうやらプリウス20はクロスメンバーの剛性不足みたいです。


ノーマルでは衝撃を伴うようなタイヤからの入力時にクロスメンバーが歪むみたいです。ロアアームにその歪みが伝わり、本来サスペンションで受け止める入力が逃げてしまっていると推測してます。ストラット式のサスペンションだからこその弱点ですね。

このブレースにてロアアームの根元を左右で繋ぐことにより、クロスメンバーの歪みが少なくなり、タイヤからの入力が適性にサスペンションの方へと伝わるようになったようです。

この為、路面の凹凸を通過しても、サスペンションが動くようになりました。凸凹で衝撃が来る事がかなり少なくなりました。（完全に良い訳ではありませんけどね。やっと普通。）

取り付け前までは、ノーマルダンパーの時よりフロントサスペンションからコツコツ感が有りました。
テインのダンパーに交換後でもその症状は変わらずでした。

路面が良ければノーマルダンパーでも問題無いのですが、最近はとても多い路面が荒れた状態ではサスペンションが突っ張り、路面の凹凸が衝撃となってボディ全体に響くのが通常でした。

取り付け後は、フロントサスペンションが動いているから、快適ですね。
センターブレース取り付け後は、リア側の乗り心地向上しました。それプラス、フロント側も良く動いているので、前後が揃ってゆったりとした乗り心地となって来ました。


また、このブレースを取り付けて、ハンドリングにとても安心感が出て来ました。
剛性感有りで修正舵角がかなり少なくなりました。
（直進性向上と、ふらつき無しで快適です。）


ただし、良い事ばかりではありません。
リジカラや、後部トレーラーヒッチ、センターブレース、今回のフロントブレースと補強を追加してきた影響が出て来ました。

ハンドルに微細な振動が増えた事と、リアフロア辺りからの共振音です。

たぶんフロア剛性を上げすぎだったかもしれません。
（この対策として、今後パフォーマンスダンパー追加予定ですが、専用品無く流用となります。）


それにしても、プリウス20用のブレースを発注したところ、欠品していたので作りますってオクヤマ凄いですよ。
（2012年から製造されている社外品の改造パーツを今でも作り続けて頂けるって、かなりありがたく感謝しております。海外からの受注もまだ有りそうですけどね。）

そして、調べてたどり着きましたが、数少ないプリウス20のブレースのレポートをみんカラの先人達が残してあったので活用させて頂きました。ありがたいです。
（メーカーさんのホームページで購入するには情報不足過ぎて躊躇しますね。商品説明も曖昧ですし、しがらみ在ると書けないのかもしれませんけどね。）