ボンネットガススプリング交換

ライトを覆う形で顔の上半分がまるごと開くGTVのボンネット　GTVをあまり知らない人が見ると大抵の人は衝撃を受けるようです．
当然，このような複雑形状のボンネットフードを板金でできるわけもないのでKMCと呼ばれる樹脂の複合材でできています．
とはいえ，よくあるサードパーティーのFRP製品とは違い，それなりに身が詰まっているので重いです．
なのでボンネットダンパーが不可欠なわけですが，これが駄目になりやすい．
自分のGTVは去年の夏頃までは良かったのですが気温が下がりガス圧の下がる冬場になっていよいよ支えることもできなくなりました．
なので，交換します．

外すにあたっては当然別の支えが必要なのでガススプリングの包装材である筒状のケースでとりあえず支えます

部品はイギリスのalfaworkshopで購入しました．
実は海外のサイトで部品を購入するのは初めて(Amazonとかの日本法人のあるようなサイトは除く)だったんですが，案外簡単でしたね．

他にガスケットなども買ったので単品の送料はわかりませんが関税や送料を含めて台あたり1万くらいでした．

物はマニエッティ・マレリとなっていますが
そもそもマニエッティ・マレリってまだブランド残ってましたっけ？？

GTVのボンネットスプリングは，両端がボールジョイントになっていて単にはめ込むだけなのは取り付けるのは簡単．工具すらいりません．

外す際は抜け止めになっている板バネをラジオペンチなどでつまんで引っ張れば自然に抜けます．
多分外すのも工具いらないかと思いますが初めてだったのとさもペンチを入れるであろう切り欠きが製品にはあったので一旦は言う通りにしてみます．

作業後
こんな感じで手を放しても大丈夫

一応閉じてもちゃんと閉じきります(この瞬間までちゃんと適合してるか心配だった)

ボンネットのクリアー剥がれがかなり深刻なのでできれば年内に全塗装します