サンダーUP 装着
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
愛車(E90/325i)にサンダーUPというバッテリー劣化防止装置を取り付けました。取付後 エンジンを始動すると、動作中に発光する赤いパイロットランプが点灯しました。
本体をどこに設置するか、ケーブルをどの様に取り回すか 暫し悩みましたが、結局 上の写真の位置に設置することに。この位置なら、ケーブルの延長を必要としませんし、バッテリーを覆うトランクトリムと干渉する事もありません。ただし、製品に同梱されていた両面テープで直方体の本体を貼り付けて固定する事は出来ません。そこで、写真の様に、結束バンドで固定しました。
2
結束バンドを通す孔を上の写真の位置に開けました。大工道具のキリで小さな孔を開け、断面が三角形のヤスリでグリグリ、結束バンドを通せるように拡張しました。
孔に結束バンドを通し、本体をゆるゆるの状態で取り敢えず設置(最初の写真参照)。このままケーブルを接続します。
3
ケーブルの接続は、マイナス端子を先に。これは、電装品を車に装備する際の鉄則です。
ケーブルが太く柔軟性に乏しいので取り回しに苦労しました。特にケーブル端部に取付けられている輪っかをボルトに通せる様にケーブルを強く捻る必要がありました。
4
プラス端子へのケーブル接続は、周りのスペースが狭い為、ナットは外せましたがワッシャーは外せませんでした。ピンセットを使ってワッシャーを外す事も考えましたが、下手をするとワッシャーを紛失する虞が高いので諦めました。なのでプラス側はケーブル端部の輪っかの下にワッシャーが入っています。これで、接続は完了。なお、想定していた事で驚くような事はありませんでしたが、ケーブル先端の輪っかをプラス端子側のボルトに通す際、僅かなスパークが生じました。
プラス端子を覆うカバーは、ケーブルが太すぎて閉められなくなりました。これは、元々想定していた事です。E90の場合は、トランクトリムで覆い隠されてしまうので気になりません。
5
エンジンを始動すると、赤色のパイロットランプが点灯しました。これを確認後、結束バンドをキッチリ引き締め 本体の固定も完了。
これでバッテリーのサルフェーションが抑制・除去され、バッテリー寿命が伸びることを願います。オカルト感のある製品ですが、効果は長年の研究によって立証されているとのこと。数年後に効果のほどを追記したいと思います。
6
ところで、この製品 『外国製車は全車使用できません。』との注意書きがあります。私は、これを無視しました。原理的に外車でも正常動作する筈だと思ったからです。また、車種は私の愛車とは異なりますが、外車に取り付けている記事をみんカラで見た覚えもあります。
製品の説明(接続方法)には、『安全に作業を行う為にバッテリー端子を取外してください。』とあります。しかし、どの様にしたらバッテリー端子を外した状態でこの製品をバッテリーに接続できるのか想定できず、各端子の締め付けナットを緩めて取外し、各ケーブル端の輪っかをボルトに通し 外したナットで締め直すことで接続しました。
7
エンジン停止して約2時間後、テスターをバッテリーに当てて診るとバッテリー電圧は、12.08V 。しかし、コンフォートアクセスが電力を食っているので、バッテリー単体で測定すれば12.5V程度はある計算です。エンジンを始動してみましたが、セルが回る時間が若干(0.1秒くらい)伸びたかなと言う感じでした。
8
20分程走行して、翌日(約15時間後)、 コンフォートアクセスがスリープ状態でバッテリー電圧を測ってみました。12.63Vでした。
サンダーUPは、バッテリー電圧が13.2V(±0.2V)以上でパルス充電を始め、12.6V(±0.2V)以下になると動作を停止する仕様となっています。
なので、12.63Vということは、サンダーUPが動作を停止した直後辺りにテスターを当てたということになりそうです。
自分としては、動作停止電圧を12.8Vくらいにしたいところですが、今回は取り敢えず、このまま暫く様子を見ようと思います。因みにネットで見つけた裏技(?)で、サンダーUPは動作電圧の調整ができるらしいのです。
9
【追記①】
さらに、2日後片道5分程のちょい乗りの後、車を離れる際にフードロックを解除しておき(コンフォートアクセスがスリープ状態でバッテリー電圧を測定出来るようにする為です。)、その翌日(約24時間後)バッテリー電圧を測定してみると、12.62Vでした。
この電圧の測定値から思うことは、私の愛車(E90)の場合は、片道5分程度のちょい乗りでも充分に充電されている様です。
これは、今のバッテリーがいつまで元気な状態を保てるのか 先が楽しみになって来ました。
10
【追記②】愛車が私の処に来て二回目の車検を受けました。前回の車検の際(2022年9月)、バッテリーの早期交換を薦められ、バッテリーの延命をはかろうと、補充電やら電圧チェックやら何回かやっているうちに、早期交換を薦められなければならない程このバッテリーはヘタってないと気付きました。そこで、装着したのが《サンダーUP》でした。
そして、今回の車検(2024年9月)におけるバッテリーチェックの結果です。診断結果は、〘良好〙と出ました。バッテリー電圧値は、前回が12.40V、これに対して今回が12.71V。明らかに改善しています。(どちらもコンフォートアクセスがアクティブ状態です。)
サンダーUPを装着してからは、補充電は一度もしていません。にも拘らず、バッテリーの数値は改善している。これは、サンダーUPの効果としか考えられません。オカルト的と思い、半信半疑で取り付けたのですが、パルス充電は本当に効果があると認めざるを得ない結果となりました。
今のバッテリーがいつまで持つのか楽しみになって来ました。
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2024.10.2 自分でやる久々のバッテリーチェックです。息子の習い事の送迎で往復10分強の走行後、エンジンフードのロックを解除しておき30分後にバッテリー電圧を計測したら12.82Vでした。全く問題なしでした。
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