シビックに「クラッチペダル位置センサ」と「ブレーキペダル位置センサ」を取り付けました。
というのも、ドライバーのペダル操作を客観的に見たいというのが目的です。
最近は車体の情報をOBDカプラから取り出すパーツが出回っていますが、
(
こういうのものや
こういうものなど・・・)
シビックにはクラッチの位置センサがありません(スイッチならあるけど…)。
ブレーキも同様に…
アクセルペダル位置は、OBDカプラにきている信号から取れるのでOKです。
使用したセンサは、赤外線型の測距センサを使いました。(型番:GP2Y0A41)
このシリーズのさらに短い距離(4-30cm)が測定できるものを通販で購入しました。
取り付け場所は、そのままペダルにがっちり固定しました。特に加工はしていません。
ここで、特にブレーキに関して気をつけないといけないのは、取り付けが中途半端だと、
運転中に外れてブレーキペダルの操作に影響が出てしまうことです。
なので絶対外れないようにがっちり固定しました。
・ブレーキペダル取り付け位置

・クラッチペダル取り付け位置
あとは少しゆとりを持たせて配線を手元に引き延ばせば、ひとまず完成です。
最後にセンサから出力されるアナログ信号を、
自作TOOLでA/D変換させて、USBに記録させます。
それで、記録した結果が下記のグラフです。

ブレーキとクラッチは電圧値をそのまま表示しています。
停車中はクラッチを踏んでいないので、停車中の電圧値が基準になります。
発進中はブレーキを踏んでいないので、発進中の電圧値が基準になります。
若干ブレーキの感度が悪いですが、あまり強く踏み込んでないのと、ブレーキペダル自体が
クラッチペダルほど大きく動かないのでこれくらいの振れ幅になります。
クラッチの方は、半クラをしているのもしっかり判別できてます。
クラッチを踏み切ったときにオーバーシュート気味に電圧が出力されているのは、
ちょうど踏み込んだあたりに車体側に凸凹があるのでそれに反応してしまっているようです。
とりあえず、やりたいことはできそうです。
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Posted at
2011/01/07 17:15:20