もう12月、寒さは私にとっては厳しいが、セブンのエンジンにとっては良い季節♪
そんな中、少し前から燃調を始めてますが、なかなか決まらない・・・。
先人のジェットの選択は、M/J 160、A/J 230あたりですが、A/F計の表示は10~11で濃すぎ。M/Jを135くらいまで落として全開時に何とかターゲットのA/F 12.8前後になってくれますが、巡航時にはA/F 10くらいで愚図りますし、もちろんプラグは真っ黒。アイドルジェットは55F8より小さいのがないため、横穴のエアホールをΦ1.25mmドリルで広げて燃料薄くしてもA/F値は変化しない。
コイルをケチって英国からBOSCHの廉価品を購入したのが良くなかったのかも、と勝手に思い込み、いずれはMSDをつけようかなぁ、とも考えてMSDのコイルに交換! デスビが1-2-3イグニッションなのでマニュアルの指示に従って、バラスト抵抗をコイルのプラス側につけて抵抗値を上げておきました。高回転では無理やりながら、以前よりは回ってくれている感じになったものの、数日後に調整を続けていると、状態が勝手に変化してしまう始末・・・。
点火時期は1番シリンダー上死点の確認後、アイドル時に4度でセットし、1-2-3イグニッションの設定もノッキングの危険性なしの一番おとなしい状態にしたし、点火系もコイルとプラグコード、イリジウムプラグ、デスビキャップ交換などで、ある程度は信頼できる状態になっているはずなのに。
何が起きているのか??迷子になりそうなので、最初からやり直すつもりでキャブの油面調整からやり直しぢゃ。
ということで、フロートを曲げては、組み直してエンジンかけて油面を落として、油面が戻ったあたりでノギスで測定、の繰り返しです。が、しかし、いくらフロート調整をやっても、思うような油面にならない。もしかして、と思ってフロートをよく見ると内側からガソリンが染み出ているような感じで、振ってみるとチャポチャポ言うとるやん・・・。(泣)
フロート沈んで、そりゃ、燃調どころじゃないわなぁ・・・、とほほ。気づくの遅すぎ。
1~2週間乗らないと油面が下がって、フロートに溜まったガソリンもある程度蒸発するのでしょう、走り始めは油面は低いが、走るとフロート内部にガソリン溜まって油面は急上昇、その間にジェット交換すると、もう何が何だか分からなくなってくるということですね。
で、手っ取り早いのはフロート買って交換すればよいのでしょうが、買うより直す方が楽しいに決まっとる、と考える私は100Wの半田ごてを迷うことなく注文しました。
手持ちの半田ごてはどれも電子部品用でワット数が小さいため、真鍮のフロートの半田付けには役不足でしょうからね。
ついでにフロート室のガソリンを抜くスポイトボトル?も注文しておきました。いちいちエンジンかけて油面を下げるのもめんどくさいし、あんまりスターター回しすぎるとバッテリー上がってしまいそうなので。
半田ごて待ちですが、いろいろと思案中です。
フロートの中の溜まったガソリンをしっかり抜くには、小さな穴をあけてガソリンを抜き切ったあとに半田で塞ぐしかないんでしょうねぇ。ほかにもピンホールがないかのチェックは、鍋でぐつぐつ煮る方法がWEBにありましたので、やってみようかと思ってますが、やりすぎると内圧が上がって弱いところが裂けてしまうかも。
ま、本当にダメになったら諦めてフロート交換ですね。
本日はココまで、ではまた。
Posted at 2021/12/08 22:15:22 | |
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