日産ディーゼルCME88 UD1800
投稿日 : 2016年05月25日
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高速有鉛デラックスvol.44に掲載されたUD1800、みんカラではお友達にはなっていませんが他のSNSではお友達になっている、
「おだづもっこ」さんのご厚意で取材・試乗する機会がありまして、
このLHDコンドルの自分的に気になった部分を掲載しようと思います。
キャブ周りは国内モデルと大差ありませんが、北米仕様特有のキャブマーカーに出っ張った拡大平面鏡の見えないミラーの他、
ウインカーレンズのクリアランスランプ色が、国内だとホワイトですがこちらはアンバー、バンパーにもフォグランプがオミットされていますね。
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リヤビュー
日本では認可され難い、スライドボデーとアンダーリフトの組み合わせ。
アメリカの積車特有の歩み無しの尖ったアプローチのオールアルミ製ボデー
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室内は国内モデルのCMコンドルのインパネを左右反転しただけだと思いきや、現車はエアオーバーブレーキなんですがオルガンペダルではなくてハイドロマスター車と同じ吊り下げペダル…
ブレーキバルブを室内に組み込み、リンクを介してバルブピストンを押す構造で、ブレーキを踏んで離す時の排気音が室内に盛大に響く(笑)
国内のトラックは24V電装ですが、北米向けは12V…デコデコ要らずっすね♪
そして、センターコンソールには謎のノブが(ワシは知っとるけどww)
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センターコンソールのノブの正体…
ホイールパークなんですね〜♪
アクスルにエアチャンバーが付いていて、強力な駐車ブレーキになっています。
当時のコンドルの大型モデルのCL・CPでもペラシャフトにワイヤー引きのセンターブレーキ方式でしたが、北米向けはこの時代からホイールパーク式だったんですね〜♪
センターブレーキ方式は雪道で動けなくなってチェーン巻く時、坂道でデフが効いて下がるので、ブレーキペダルに100円ライター咬ましてブレーキロック換わりにしないと危ないんですよ(汗)
国内モデルでホイールパーク式になったのは次のファインコンドルからで、しかも増トン大型仕様のPK・PWのみでした。
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エアオーバーブレーキなので、エアタンクにエアマスター、リザーブタンクとエアドライヤーは国内モデルと同じですね。
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フューエルオイルタンク
アメリカって軽油をフューエルオイルって言いますよね。
北米臭がプンプンする丸型タンク♪
国内モデルの一斗缶の兄貴みたいなペラペラのトタンタンクと違い、肉厚があってシッカリとした造りですね。
ピカピカなアルミやステンの丸タンクもありますが、自分はコッチの方がアメリカっぽくて好きですねww
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燃料フィルターと思いきや、何と冷却水フィルター…
日本と違い、水質があまり良くないみたいで、ラジエータやシリンダーライナー部のウォータージャケットに水垢が貯まらない様に装着されています。
三菱ふそうの6R10エンジンも、メルセデスを初め、デトロイトディーゼルのDD13として製造されていて、ウォーターポンプ近くに冷却水フィルターを装着出来るケースが付いています。(6R10はケースにフィルター入っていません)
…と、ヲタク目線で気になった部分を解説してきましたが、詳しくは高速有鉛デラックスvol.44を参照してください。
詳しく見せて頂き、さらに試乗までさせてくださったおだづもっこ様、ありがとうございましたm(__)m
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