さて、今日は23年11月11日
1年待ったv-strom250sxが納品されました
カメラの設定やETCのマイレージ登録の修正などで
結局、12時まで自宅で四苦八苦してました。
とりあえずタイヤも全て新品で無茶もできない
すぐ滑るタイヤと
前後異形タイヤの為、操作感がまるで違うので
内心ビビりながら家を出ました。
試乗の際の感想のままの状態ですね
1番困るのはコーナーリングで
今までのように乗ると
見た方向へ曲がる自然感覚とは違い
言ってしまえば車のようなハンドルを切る感覚で曲がる感覚でちょっと気持ち良く無いな
と言うのが正直な感想でした
その後次第に
このバイクの矛盾の要素がぶつかり合い
相殺し合って出来た結果の要素が
絶妙なバランスを成り立たせている事に気がつきはじめます。
1.エンジンはショートストロークで高回転型なのをSOHCにする事で燃費と全域トルクを確保
2.パワーに不利な油冷を選択しつつも
大幅になエンジンの軽量化に貢献
3.ロードよりの足回りなのに
チューブレス、バイアスタイヤでエア圧も少し下げてグリップ感を出している
フロント19、リア17インチで
車体が軽量化されヒラヒラ感があるのに
直進安定性がパナイ
互いに相殺し合った結果
100%性能を発揮と言うか、100点がない代わり
全域で85点くらいの車体構成になっている
ただし実は乗り方が従来通りだと
YouTubeの試乗レビューでもあげている人が居てこれも実は正しい
この部分は「直進安定性が高い為」車体がロードバイクとしては軽量なのにコーナーが「曲がってくれない」「レーンチェンジの際にワンモーション遅い」と言うのがあります
普通に乗るならオンロードの延長にいる無印のほうが見る方向へ自然に曲がるので何も考えずに曲がれるでしょう
ここはSXは全然違うベクトルを目指してセッティングされています
SXはコーナーの速さに+要素が加わっていて
路面状況が悪路を想定した上での
コーナー性能を確保しています
なのでコーナーを速く曲がるのは当たり前として想定外のコーナー修正の自由度と柔軟性が盛り込まれているので操作の自由度は確保したから
あとはライダーがその想定した自由の中で
走り方を各自で構築して走ってみせろ的な部分が占めています
こうなるとライダーの経験値と言うか引き出しの多さで速さが変わっていきます。
曲がらないのなら曲がるきっかけを作ればいくらでも曲がるのです。
例えばショートストロークの単気筒なので
クランクシャフトは大体4000rpm以上で回っています
アクセルのオンオフでジャイロ効果が切り替わるので
コーナーに入る手前で
バイクを倒すきっかけを作って
モタードのように足を出すなり
ネイキッドのように重心ずらして
決めてやるとグイグイ、ヒラヒラ
速くも遅くもインもアウトも
落ち葉があって滑っても
いくらでも修正が効きます
オフロードバイクに乗っていた人ほど有利に作られています
EXELICA自身はライダー殺戮マシンのTL1000sときっちり付き合った変態だし
FSでも場所によってはパワースライドさせて
車体の向きを強制的にねじ伏せていました
(ボディ剛性の低さは露呈した)
この手の俺に合わせれるもんなら合わせてみろ的な奴は大好物なので100キロも慣れるのに時間は掛からなかったですね
どこでも80から100km/hマシンなので
燃費も確保して平均アベレージは下手なスポーツバイクより速いんじゃないかと思います
そんなに速くはないって意見があるけど
平均アベレージが全てです
たまにウ⭕️コ漏れそうな人がカットんで行っても
してる最中に抜かれちゃうでしょ?
そういう話です。
いつものスズキがよくやる
フレンドリーに見えて実は挑戦的な作りをしたバイクかと思います
本格的なオフロードは
ハスクバーナやCRFが居るからそっちに任せるから俺らは実用で速くてお財布に優しいバイクを作ってやんよ!的に見えました。
走り方を常に考えていくらでも組み合わせて
変幻自在ってなかなかこんなバイクはないですよ
車で言うとハスラーらしいですが、
モノコックのパジェロミニみたいなバイクかと思いますね
とっつきが良くて、奥も深いって中々ないシロモノですよ
レビューの清書は慣らしが終わってまだ隠れている正体を見た後です。
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2023/11/11 22:42:16