• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

CRxのブログ一覧

2021年12月30日 イイね!

雑談編:コムスの充電ご用心の巻

「火のよ~じん、カチカチ」「火のよ~じん、カチカチ」

という掛け声が聞こえてきて、もう年末だ~、と感じたそのとき、
コムスを買ってすぐ自分の身に起きたある事件を思い出した。

あれは、コムスを乗った後、いつものように壁についている屋外コンセントから、延長ケーブルを引いてコムスを充電していた。
ふとした拍子に、延長ケーブルにさわってみると...あれれ、熱い

ちょっと触れないくらいに熱くなっていた。あわてて、その時は充電を止めたが、後日、温度計で温度を測ってみたところ

プラグの部分で69.2℃、コンセントの部分で44.3℃。(写真中、色が白いほど温度が高い)
alt
alt
確かに、延長ケーブルなんて許容電力が同じなら何でも同じと、値段だけで選んで一番安い延長ケーブルを買った自分が悪いんだが、まさか、こんなことになるとは思わなかった。商品説明には1500WまでOKと書いてあったのに? 900Wでアウトなの?

その後さらにあちこち触ってみると熱を持つのはプラグとコンセントだけで、途中のケーブル部分は問題ない事がわかった。

ならば、とケーブルだけ残してばっさり切断。信頼のPANASONICのプラグとコンセントを買ってきて、両端をしっかり圧着してぎゅうぎゅうとねじ止め。で、改良型延長ケーブルのできあがり。測りなおしたのがこれ。

19.5℃と38.5℃。全く問題がない温度まで下がった。
alt
alt
(よく見ると38.5は、コンセントではなく、間違ってその先の温度を測ってますね、なので実際はもっと低いと思います)

しかし、たかが900Wと思って軽く見ていたが、気づかず長く使っていたらどうなっていたかわからない。

「コムスの充電ごよ~じん」である。

くれぐれも自分のようなマヌケなことをやらぬよう、コムスオーナーの皆さん、ご用心ください。良いお年を。
Posted at 2021/12/30 13:16:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | COMS | 日記
2021年12月24日 イイね!

17.番外編:コムスx自転車の巻

17.番外編:コムスx自転車の巻コムスは小さいので細い道でも裏通りでも入っていける。というより、大通りより裏道りの方が楽しい。まっすぐな50Km制限の道ではカモにされても、細い曲がりくねった30Km制限の道に入った途端カモにできるクルマは結構ある。

しかし、コムスでも入れない場所というものはある。特に海辺や川辺はクルマでは入れない。そのような場所で機動力を発揮するのは、そう、自転車だ。

ただ、自転車はどこでも入っていけるが、移動する距離が限られる。クルマのような長距離を走るわけにはいかない(一部のサイクリストは例外)。

この両者のいいとこ取り、をするのが「車載輪行」だ。簡単に言えば、自転車をクルマに積んで出かけ、目的地周辺でクルマを駐車場に入れ、そこから先は自転車で行動すること、である。キャンプ場に自転車を積んで行き、周辺をサイクリングで楽しむのも、このうちに入るだろう。

季節が良いと、自転車を積んでいるRV車などはよく見かける。サイクルキャリアがカーショップに普通に売っているところを見ても、それなりの市民権は得ているように思う。

そこで、コムスである。

この小さいコムスでも、同じことがしたい。コムスに自転車は積めないものか。

で、やってみた。

サイクルキャリアサイクルキャリアは。適当な長さに2x4材を切り出し、Lアングルの上に固定しただけ。ここに自転車を載せ、タイヤが動かないように、ストッパーやロープで固定するだけでOKだ。できた。
alt

ちょっと古いがPEUGEOT PACIFIC 18。これを積んでみる。自転車の中では小さい小径車だがそのままではちょっと横幅がはみだす。これくらいはみだしても走っているRV車はいるが、ちょっと危ないなぁ。
alt

幸い、このPEUGEOTはたためむと小さくなるので、後輪だけ折りたたむと、このようにして積むことができる。
alt

じゃあ、さすがに普通のマウンテンバイクや26インチ自転車はコムスに積めないだろう、と思うだろうか。
alt

うふふのふ、これにも手がある。積めなければ牽引してしまえばよい。リアキャリアにクイックリリースの受け側を作って(自分はシマノのハブをそのまま使った)、前輪をはずした自転車をクイックリリースで装着。振動で外れないように脱落防止のロープで固定する。


alt
慣れれば脱着はほんの数分で済む。できた。

alt


ところで話は変わるが、コムスは一人乗り。「人の送迎には使えない」。そう思い込んでいないだろうか?

実は、コムスx自転車、だとそれが可能になる。

1.まず、自宅から自転車を積んで、送迎に向かう。
2.相手と落ち合ったら、コムスを運転してもらい、自宅まで先に行ってもらう。
3.自分は、自転車に乗り換えその後を追う。


えっ、相手が自宅の場所を知らなかったらどうするかって?うーん、そのときは、自分がしゃかりきに自転車を漕いで先導し、その後をコムスについてきてもらうしかないですねー。お疲れ様。
Posted at 2021/12/24 20:40:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | COMS | 日記
2021年12月09日 イイね!

16.番外編:コムス・ツーリング号誕生の巻

16.番外編:コムス・ツーリング号誕生の巻白馬から帰ってきて、ずっと考えていたことがある。

トレーラーは宿泊を伴うような旅ならいいが、日帰りツーリングには大げさすぎる。

もっと気楽に、

C ちょっと
O お出掛け
M 街まで山こえ(Mountain)
S スイスイ

できないものか...

(しばし時は流れて)

「狭い、狭いよー、なんとかして」しきりに文句を言う発電機くん。

「しょうがないだろ、でももっと上にいけないの?地上高は最低150mm欲しいんだけど」とつぶやく地上高さん。

「そんなに上に来るなって、テールゲートが開かなくなるだろ」と怒り出すリアボックス。

「これでもうぎりぎりです。一ミリたりともひけません」と主張する横幅さん。

「法規上、奥行きはコムス全長2.4メートルの1/10に収める必要があるんですけど」という天の声。

お互いに一歩も譲らず、ミリ単位の攻防戦!しかし、全員の要求を満たす解は存在せず、ほんのわずかで収まらない(涙)。

一度はあきらめかけたのだが、ある時発電機をよーく見ると「カバーを外せばなんとかなるんじゃね?」と気が付いて発電機にー肌脱いでいただくと、おおー!!奇跡的に収まった。

alt

コムス・ツーリング号誕生の瞬間である。

写真のとおり、発電機がコムスの後ろにぴたりと収まり、リアボックスは荷物にまるまる使える。テールゲートも問題なく開く。
alt

もうこれでしばらく走り回っているが、全く問題なく走れている。フレームが曲がるとか、Lアングル(ヒッチメンバ製作の巻参照)が折れるとか、発電機が脱落するとか、振動で発電機が停止するとか、コムスが熱で溶けるとか、の不具合は今のところ生じていない。

何より良いのは、運転中にリアモニターでトレーラーを見張る必要がないこと。内輪差を気にすることも、バックに苦労することも、ドリフトに怯えることない。だだ地上高がちょっと低いので、歩道の段差、駐車場の輪留め、急坂の最初と終わりには注意が必要。

また、個人的に気に入っているのが、後続車から見たときのHONDAのロゴマーク。「Powered by HONDA」といった感じで、なんとなく速そうに見える(気がする)。
alt

今までさんざん、トレーラーの話をしておいて、いまさらなんだといわれそうだが、選択肢が増えるのはいいことだ。気合を入れた長旅には「トレーラー」、日帰りの「コムス・ツーリング」、もちろん50Km以内なら「ノーマルコムス」で。

あれ、これって、空冷エンジンのRR? よし、これでまたポルシェに近づいたぞ。(5気筒ほど足りないけどね)
Posted at 2021/12/09 21:54:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | COMS | 日記
2021年11月27日 イイね!

15.番外編:燃費対決の巻

ずいぶんと後回しになってしまったが、コムスで長距離走ってみて、やっぱり気になるのが燃費。

今回の白馬往復の各ステージを合計すると、

走行距離 593.Km
給油量 29.1L

だったので結果20.2Km/Lだった(旅の途中で2回だけAC100Vコンセントによる充電を行っているが、換算が難しいのでとりあえず無視、よってちょっとだけ甘めの数字のはず)。

さて素人メイドのレンジエクステンダーとして、これがいいのか悪いのか、無謀にも市販車と比べてみる。

まずは、エンジンが発電専用というシリーズハイブリッドの日産ノートe-Power。こちらが「みんから」によると19.64Km/L、「e燃費」によると21.11Km。平均をとると、20.4Km/Lとなり偶然ながらほぼ同じ。

しかし、引き分けと考えるのはちょっとはやい。コムスの重さは430Kg。トレーラーと発電機を加えると470Kg。対するe-Powerは1210Kgあるのでコムスの約2.6倍。e-Powerは5人も乗れるしさらに重さまで入れると、燃費競争は敗北です。

では、重さが同じくらいの車相手ではどうか。ハイブリッドではないが軽自動車最軽量のアルト、重さは610Kg。こちらは、「みんから」で20.02Km/L、「e燃費」で22.5Km/L、平均して21.3Km/Lと、これも負け。

では、同じミニカー相手ではどうか。タケオカ工芸のアビー、重さは160Kgと激軽、コムスの約1/3しかない。そのせいか30Km/Lほど走るらしく、こちらにも勝てません。


さすがに市販車に勝負を挑んだのは無謀だったか、で、負けた原因として考えたのは2つ。

エンジンが進歩していない

EU-18iのエンジンは、GX125 125CC OHC 空冷 キャブレター仕様。圧縮比は8.5とのこと。この原型となったEU-16iは2001年2月発売、それからエンジンに大きな変更はない。なので、エンジン効率も20年前とほぼ同じである。

方や市販車は、日進月歩で進歩しており、特に省エネ技術に関しては、優秀なエンジニアがこれでもかと新技術を投入している。これにより市販車のエンジンは、20年前と比べれば、格段に効率がよくなり燃費も向上している。

インバーターの効率

使用しているのは一般的な発電機なので、どうしても発電された電気は一回交流100Vに変換される。そこからまた72Vの直流に変換する必要がある。使った回路がいいかげんなこともあって、途中で何度も整流回路やらトランスやら降圧回路を通過する。市販車であればこんな非効率なことをやるはずがなく、インバーターの効率はかなり負けているに違いない。


今後の課題?

市販の発電機を改造して圧縮比を上げようとしているツワモノはいるようで、効率向上の手段がないわけではないようだ。

インバーターについても、ホンダ発電機の、中の基盤が交換パーツで入手できれば、(壊すの覚悟で)やってみたいことはいろいろあるのだが、素人?には売ってくれないらしく、チャレンジできないでいる。

なのでこちらはコムスの走行状況に合わせて流す電流量をデジタル制御するようなインバーター回路を考えてみるつもり。

上記2点が克服できれば、30Km/Lくらいは狙える...かもしれない。

(補足)
サクラで同じEU-16i発電機を使った充電の実験をした人がいるらしい。
それによると、1Lのガソリンで45分充電でき、走行距離で7Km分の充電が可能だったとのこと。つまり、サクラの場合、発電機による燃費は7Km/Lということになる。コムスの約1/3くらいだが、これがいいの悪いのかは....
(ちなみに、熱量でみると、ガソリン1Lの熱量=8264Kcal。ほぼ1KWh充電できたので、1KWhの熱量=860Kcal。よって860/8364≒10%で熱効率は10%程度ということらしい)
Posted at 2021/11/27 07:57:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | COMS | 日記
2021年11月27日 イイね!

工作編:ヒッチメンバー製作の巻

コムスでトレーラーを牽引するには、ヒッチメンバーを装備する必要があります。これも、最初のバージョンから何回か作り直しましたが、最終的に今の形に落ち着いています。

製作の指針としては、

①簡単につくれる
②軽量にする
③ホームセンタで入手できる材料を使う(こればっか)
④いろいろと使いまわしができるようにする

では行きましょう。2ステップに分かれます。

ステップ1:リアエンドの延長

コムスは、ラダーフレーム構造をしています。改造するにはうってつけで、これを使わない手はありません(荒川自動車工業に感謝!)。

このリアエンドを60cmのL型アングルで延長します。トレーラーヒッチだけなら60cmも必要ありませんが、長めにしておくと、いろいろ後でいいことがあります。

まず、リアバンパーにアングルが通るだけの切欠きを開けます。ぴったり開けるのが難しければ、ばっさり大穴開けてもOK。

そこから、Lアングルを差し込みます。ラダーフレームにちょうど上からかぶせるようにします。リアボックスと、当たるネジははあらかじめ取り外しておきます。
alt

ちょうどリアボックスを止めている4本のネジが、Lアングルを固定するのにそのまま使えます。Lアングルに現物あわせでM6の穴をあけて(自分と同じ作り方なら、1本につき1個だけ、計2個だけで穴あけは済むはず)、4本のネジでリアボックスとLアングルをしっかりと共止めします。

ステップ2:トレーラーヒッチをつくる

材料は、2x4材で、切ってコの字に組み立てるだけです。2x4材は頑丈なのからスカスカまでピンキリなので、なるべく節が少なく、そりのないものを慎重に選びます(自分は何件かホームセンタを回ります)。木目が細いこともポイントです(重さが量れるなら重いほどいい)。強度を出すため、タイトボンドで接着し、コースレッドでネジ止めします。サイズは現物あわせでいいですが、写真のは528mmX280mmです。
alt

コの字にヒッチボールを取り付けます。ヒッチボールだけはホームセンタで買えないので、通販で入手しました。
選ぶときの注意は、首とネジ部の長さで、短いのがいいです。長いと地面とのクリアランスが取れなくなります。また、ボールの直径は米国規格が2インチ、ヨーロッパ規格が50mmですが、お好みで。

ここまでできたら、木材は水に濡れると弱いので、ガムテープでぐるぐる巻きにして完全防水します。

これをLアングルに、M6のステンレスネジ4本で取り付けます。でっかいワッシャーがついていますが、これがないとグラグラして落ち着きません。

できあがり。
alt

木造が心配な方は、金具で補強するとか、鉄とか、アルミとか、カーボン使うとか、いろいろ工夫するといいと思います。Lアングルも、倍の60サイズとか、角パイプとか、Cチャンとか、いくらでも選択肢はありますのでご自由に。溶接ができる方は溶接もいいでしょう。

しかし自分の場合、発電機を積んだ状態でヒッチ荷重がたったの5Kgですから、これで済ませています。コムスは、床もべニア板という割り切った設計ですから、バランスがとれてていいのではないかと。

余談ですが、トレーラーヒッチを外している場合もあるので、そのときはこのように安全カバーをかけています(気分は機関銃!!)
alt


部品表
ヒッチメンバーオプションパーツ ヒッチボール ボール直径:2インチ 軸径:19ミリ1個
L形アングル サイズ30 長さ60cm2本
2x4 SPF材180cmあれば十分
Posted at 2021/11/27 07:09:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | COMS | 日記

プロフィール

「雑談編:コムスの充電ご用心の巻 http://cvw.jp/b/3404612/45748536/
何シテル?   12/30 13:16
CRx=(コムス・レンジエクステンダー)です。よろしくお願いします。 小さなクルマが大好きで、一人で出かける時は、ほぼコムスばかり乗っています。 コムスを最...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

デサルフェータによるバッテリ回復実験 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/07/16 11:40:16
リーフリチウム電池とバランサー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/04/17 10:09:22
J1772充電ガン回路解析 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/04/15 16:18:43

愛車一覧

トヨタ コムス P・COM トヨタ コムス P・COM
トヨタ コムスに乗っています。
ホンダ CR-X ホンダ CR-X
初代CR-X 1.5iに乗ってました。今でもまた乗りたいクルマです。

過去のブログ

2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation