キラサク / THエンゼル キラサクEVOコーティング  

★洗車検定合格者がレビュー！洗車グッズシリーズ第3弾

【こんな方におすすめします】
・強い撥水を求める方
・車を手軽かつ奇麗に保ちたい方
・水アカ対策を検討されている方

【こんな方にはおすすめしません】
・ワックス派の方
・青空駐車の方

【レビュー本文】
みなさんはワックス派ですか？コーティング派ですか？
ワックスの艶も魅力的なのですが、様々な理由から私は現在コーティングをメインで使用しています。
最近のコーティング剤の進歩は目覚ましく、特に簡易コーティング剤は各社から数多く販売されており、ユーザにとってはありがたくもどれを選んで良いか悩んでしまいます。

簡易コーティング剤の代表格でキラサクという商品があるのは知っていましたが、今まで手を出した事がありませんでした。
なぜかというと、販売元の公式ネットショップでしか購入できなかったからです。
簡単な情報を入力して会員登録すればすぐ買えると言えばそれまでなのですが、やはり面倒です。

そんなキラサクシリーズにキラサクEVOが追加されました。
これの最大の特徴が、Amazonでの専売品という所にあります。
成分や効果も細かく見ていけばこれまでのキラサクと違うのでしょうが、私にとってはAmazonで手軽に購入出来るようになったのが画期的でした笑
Amazon
https://amzn.to/3EsB8sN

これまで3回施工しましたので、その様子をレビューしていきます。

まず値段ですが、3500円強と他の簡易コーティング剤と比べるとやや高価です。
ただし内容量は300mlでここまで3回ボディ全体に施工しましたがあまり減っていません。
大きめの乗用車で多めに使っても10-15台分位は使えそうですのでコスパはいいと思います。
液剤は無臭です。

次に施工性です。
キラサクEVOを塗り込むには乾式と湿式の2通りがあります。
施工に使うクロスが乾いているか水を濡らした後固く絞っているのかの違いです。
私は湿式をオススメします。
湿式は液剤がボディの上でよく伸びます。
乾式は塗り伸ばすのにクロスの抵抗が強く重たいので大変です。

なんとなく乾式の方が液剤の濃度が高くコーティングの効果が高そうですが、あながちそうでもないようですし、実際湿式でも申し分無いくらい撥水します。
私自身が比較した訳ではありませんが乾式、湿式の比較動画を紹介します。
私は動画内でいうところの「濡れたタオル＋乾いたタオル」方式でいつも施工しています。
Youtube
https://youtu.be/eHVEbQQw0C8

塗り伸ばした後、乾いたクロスを使って余分な液剤を拭き取りつつ磨いていきます。
この工程でしっかり拭き取りできていないとムラになります。
他の簡易コーティング剤と比較してもムラになりやすいと感じます。
でも施行中にムラになっている箇所を発見したらすぐに塗り広げる事で解消する事が可能です。
よってボディをよく見ながら根気よく施工すれば初心者でも失敗はしないと思います。
欲張って液剤をつけ過ぎない事がコツです。

次に仕上がりです。
艶はそこまでこだわりがないので他との違いがあまりわからないのですが、一般的なコーティング系の艶と大きな差は無いように思います。
撥水は簡易コーティング剤の中では間違いなく最強クラスです。
水をかけたときのはじき方は非常に気持ちが良いです。

最後に耐久性です。
少なくとも１か月程度は撥水力が維持されますがその先は未評価とします。
私が普段キラサクを施工したボディの上にトップコートとしてさらに別のコーティング剤を施工しているためです。
キラサクをボディ全体に施工するのは結構大変なので頻度を抑えるべく、もっと手軽に施工できるコーティング剤でキラサク層を保護しているイメージです。
この方法であれば場所にもよりますが半年近く維持できます。

また、キラサクの特長の一つとして、ガラスコーティングと比較して水アカが付きにくいとされています。
詳細は割愛としますが興味のある方はキラサクシリーズの製造・販売元であるTHエンゼルさんのブログを参照ください。
https://coating.th-angel.com/2014/11/blog-post.html
実際雨ジミ系の水アカはガラスコーティング時代と比較してほぼつかなくなりました。

以上の通り良いことずくめなキラサクEVOですが、注意点をお伝えします。

自宅が青空駐車の方は要注意です。
雨等でボディに水滴が付着した状態で夏の強力な直射日光を浴びた際、撥水が強すぎて水滴がレンズのような働きをしてボディにダメージを与える可能性があります。
虫眼鏡で黒い画用紙を燃やすアレと同じ原理です。
青空駐車の車には親水系コーティングが向いているという話にも繋がります。

次に、施工に使ったクロスが撥水しすぎて水分を全く受け付けなくなります。
バッチバチに弾きます笑
とはいえ異物が繊維に絡まってそうな古いクロスを使用するのは施工中にボディに傷をつける原因になるので避けた方が良いです。
ですので清潔なクロスを使うべきなのですが、キラサク施工後のクロスは同じく次回のキラサク施工後の拭き上げくらいにしか使えなくなります。
変な話、乳幼児のよだれかけとか汚れやすい布製品として流用できれば一石二鳥かもしれませんね笑

【まとめ】
普段から簡易コーティングをされている方であれば、試して損はない逸品だと思います。

洗車検定合格者がレビュー！洗車グッズシリーズとは：
洗車って楽しいですよね。
手間と時間がかかりますが奇麗になっていく愛車を見るとますます愛着が湧きます。
車のコンディション変化に気付くきっかけにもなるので、個人的にはご自身での手洗い洗車をおすすめしています。

でも面倒くさいのも事実なのでなるべく手間を省いて楽しくお手軽に洗車がしたい。
そんな事を考えながら色々工夫している洗車検定２級持ちの私が、効率よく、かつお財布に優しい洗車グッズ・方法を提案するコーナーです。