【 待望の日本仕様ボールグリップ】Wera ボールグリップ レーザーチップ プラスドライバー 1850 PH2x150mm 黒/赤 【 磁石無しでもねじが落ちない 】
Wera待望の日本仕様ボールグリッププラスドライバーです。
あ、Weraは「ヴェラ」と読みます。
「ベラ」とか「ウェラ」って呼んでる方もいまして、
それも間違いではないと思っていますが、日本の代理店的な公式では一応、
「ヴェラ」になってます。
本社はドイツ、製造工場はチェコのメーカーです。
もちろんWeraお得意のACR技術、レーザーチップ加工でねじ頭への食いつきは抜群!
日本のドライバーは先端にマグネットが入っていますが、
欧州のドライバーメーカーはマグネットは砂鉄を呼ぶので、極端にマグネットを嫌います。
ちなみにこのねじは、ステンレスで、非磁性体ですし、WeraのドライバーなのでPBなどと同じくマグネットなんて入ってません。
先端の精度と食いつきだけで保持しているのです。
左2本の青いのがWeraダイヤモンドトップドライバーの六角軸&六角ボルスター付き。右が今回のボールグリップレーザーチップです。
レーザーチップが緑/黒グリップで、
ダイヤモンドトップが青/黒グリップというすみ分けで、
グリップ形状と素材はクラフトフォーム形状でした。
『Weraハンドツールのほとんどに採用されている独特なグリップ形状『クラフトフォーム』は
粘土を握りつぶした時の形状をベースにしたもので、握りやすさに特化した形と言えます。
凹部分の「ソフトゾーン」はすべりを防止してトルクを的確に軸に伝えます。
凸部分の「ハードゾーン」は握り返す際に手にフィットし、
無駄な力をかけずスピーディーにねじを緩めることができます。』
↑上記がクラフトフォームグリップの説明です。
今回のボールグリップは、+(PH)だと、
赤/黒、緑/黒などが選べるみたいですね。
ちなみにボールグリップの黒と、色のついた部分の素材感は、これまでのクラフトフォームグリップとは逆になっている様です。
日本でボールグリップが人気だからと、安易に採用したわけではなさそうですね。
しっかりと使い勝手をも考慮された傑作グリップに仕上げられていると思います。
シャンク長も150のほか、一般的な100mmもあります。
(PH1やPH3はシャンク長異なる)
黄色/黒はマイナスドライバーみたいです。
赤/黒は普通は正義の味方カラーですが、Weraのデザインだとデーモンレッドとか呼びたくなる塗り分けですよねw
Weraお馴染みの緑/黒はデビルグリーン、
黄色/黒は、キラービーイエローとか呼んでみましょうか?ww
耐高電圧のVDE系は世界的に赤/黄色で統一なので、そこは触れません。
青/黒はもちろんダイヤモンドトップ仕様で出して「キモヲタブルー」でww
とにかくクセのあるグリップデザインにカラーリングで、Weraが苦手な方も少なからずいらっしゃる様ですが、今回のボールグリップ仕様は、カラーリングはともかくデザイン的には日本人にも受け入れやすくなっているような気がしますような気がしませんような、そうでもないような。。ww
でもボールグリップでもしっかりWeraしてるデザインで、私は好きですね。
(ほんとはWeraよりPBのほうがデザイン含めて好きなんですが、工具ヲタとしてはWeraも外せませんよね。)
レーザーチップだけでなくダイヤモンド粒子コーティングのほうもボールグリップで出して欲しいですね。もちろんキモヲタブルー・・・じゃなくて「サタンブルー」とかでどうでしょう?ww
Weraの人間工学に基づいたこれまでのクラフトフォームグリップは握りやすくて力も入るし良いのですが、
やっぱり押し付けやすい、それでいて早回しもしやすい、
ベッセルをはじめとした国産ボールグリップは捨てがたい。
ベツセルからボールグリップが発売されたのは確か1980年代で、
発売以来、日本のドライバー界の革命児といえるほどの人気っぷりで、
私も長いこと愛用しているドライバーでもあります。
私も電気工事士の有資格者(第一種、第二種)ですが、
DIYでも電工の真似事みたいなことをする時は、やはりボールグリップを使いたくなりますね。
電気工事士試験よりたくさんドライバーを使う
1級機械保全技能士の電気系保全作業の実技試験では、
PLCへのプログラミングに入るまでドライバーもたくさん使いますので、
速度重視でボールグリップのコンパクト版を持ち込んで受検しました。
そんな感じで、やはり、ここ一番ではボールグリップを使ってきた気がします。
ドライバー界の巨頭、Weraのボールグリップ参入は、熱くならざるをえません。w
PBもボールグリップはよ!!w
比較対象に国産ボールグリップ系や細身のハードプラスチック系、PBや Weraなどの欧州人間工学系グリップをいくつか並べてみました。
私もPBやWera好きでいっぱい買ってきましたが、グリップだけは欧州系樽型グリップより国産ボールグリップか、
PBの100系とかベッセルのクリスタラインみたいな細身のドライバーが好きでした。
今回の日本仕様ボールグリップ追加で電工系の現場でもWera派が増えそうですね。
Weraのレーザーチップ加工は、数あるACR(アンチカムアウトリセス)機構のなかでも定評があります。
私自身はACR系のドライバーより、PBみたいに精度勝負のもののほうがよく使うんですけどね。
ボールグリップは、シャンクに近づくにしたがって細くなっているので、
少しねじが渋いくらいの状態でも早回しも得意。
するする回るときはシャンクを持って早回し。(感電注意)
でも、グリップの細くなっているところでも早回しできるのが利点です。
サイズ表記も見やすいですね。
ボールグリップはお尻を強く押し付けて使うので消えてしまうかもしれませんが・・・
Weraが日本市場を研究し尽くして、満を持して発売したボールグリップドライバー。
ヨドバシ通販で安く買えますので、ぜひみなさん使ってみてください。
今までもボールグリップ使いだったなら絶対ハマるドライバーだと思います。