【実験】除電チューン
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ずっと懸案だった、エアクリーナー周りの除電チューンをやります。
Peugeot 206SW のエアクリーナーは、そのうちK&Nのものに替える予定ですが、まだ純正のものが綺麗なのでそのまま使います。
作業前にバッテリーのマイナスに接続した先につけたアース線を外しておきます。プラス側に触れたらこまるので。
2
導電性アルミテープを貼るのでプラスチックセーフパーツクリーナーでダクト周りやらフィルターの先のチャンバーやらを脱脂します。
3
吸入側ダクトは下に向いています。
ゴミを吸い上げない工夫かと思います。
ここにもアルミテープ貼ったほうがいいのですが、今回は見送り(一度にやると効果のある場所が見えにくい)。
4
エアクリーナーを通って、エンジンに送られる側のチャンバーです。斜めにフィンが切られているのがわかりますが、この写真だと左下にインテークに向かう穴があります。整流のためですね。
5
そんなわけでチャンバー内部の空気も少し曲げられてるだろうと、アルミテープの貼り方も工夫します。
これで捉えた静電気は、アースに逃すため、チャンバーの縁までテープを貼ります。
6
吸気ダクトの縁をぐるりと半分に切った幅のアルミテープを貼ります。チャンバー側のアルミテープと接触させるためです。
7
「例のブツ」をエアクリーナーと同寸に切って重ねます。クリーナーの吸気側ではなく排気側のに今回は載せます。
ネットは除電箔に接触させないようにしています。理由は、除電の原理が違うから、です。
除電箔は負極に繋いで正の電荷を持っているものを吸着除電し、電気的に中性とさせるため。セルフレッシュネットはそれ自体が陰イオンを出しているという話なので負極に落とす必要ないのでは、と考えたからですね。とはいえ、この施工ではどこかで箔に接触していますのであくまで「積極的にやらない」程度です。
必要あると思えたら、絶縁を考えます。
あと、わずかとはいえ、エアフローに邪魔者を入れるわけですからネットの向きも気にしました。エッジの立っている方を背後に向けています。
本来、フィルターのあとになにか大物を入れるのは気が進まなかったのですが、この車種については底面から空気を吸うことと、フィルターで挟み込むことができ、動かないことが確実にわかるので最初の取り付けはこの位置にしました。
8
吸気ダクトの縁からアース線を引き出します。このアルミテープは粘着剤部分も導電するので、先に貼ったアルミテープの上にアース線を被覆をむいて載せて、さらに上からテープ片を貼り、圧着します。
9
以下、アース線を先行してつけた二箇所(インテークのホースとブローバイガスのホース)と、軽く撚り合わせ、芯線は共締めにしてバッテリーのマイナスに接続。
より合わせは、長くリードを伸ばした際にできてしまう誘導性負荷に、線を隣接させることで生まれる誘導性負荷を加えることで、AC的な特性を改善する狙い。
静電気は基本直流と考えて良いのだけど、静電気発生は一定でなく、バースト的に電荷が生まれることがあるとしたら、交流的な特性も関わるかもしれない…と。
三箇所除電していますが、アースは一点の原則はできるだけ守ってます。除電のための電位固定にどれ位役に立つかは未知ながら、アース線が細いので電流量を抑えてます。
10
施工直後の感想としては、前回までの整備(インテークホースとブローバイガスのホースへのアルミテープ貼付とアース、プラグのグレードアップ交換など)でかなり吹け上がりは良くなっていたのですが、今回の作業のあとの感想は、ふけあが滑らかになった気がします。
除電の効果はすでに帯電したものから静電気が除かれるまでじわじわと出てくると言われていますので、しばらくは様子見。
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