たわいもないことなのだけど、使い勝手またはパフォーマンス向上の為に
あったらいいのにをチョイ足ししてきたものがあるので覚書に綴ってみようと思う。
このクルマ、収納系に充実感を欠き、要のドリンクホルダーなど全3箇所しかない。
前席はタンデムで2つ、後席はその後方に1つ(何故か大口径、じゃがりこピッタリ)。
乗車定員5名のワゴンなのにクーペライクという愉快な設定だ。
それにひきかえ日本が誇るミニヴァン、Kカーはさすが。「お客様は神様です」ってな思想のもと
数多けりゃエライというヒエラルキーを確立した。なかには14個備える常軌を逸した車種もある。
マイカーもこの思想を取入れるべく、せめて+1をと、取寄せたのが国産車の純正パーツ。
汎用性がありドアパネルにも取付けられそうなホルダーなのである。
いざ取付けを試みると設置は限られた場所となった。運転の妨げにならず、かつ、
使用時ペットボトルが周囲に干渉せぬ場所となるとドアポケット前方しかない。
入念な位置決めとフィッティングの末、こんな具合に運転席側にプラスされた。
ドライバー側にやや角度を振ることでアクセスを向上しつつダッシュパネルとのクリアランスを確保。
質感に違いあれど、雰囲気は外してないし、つくりもしっかり。
そして思った以上に使い勝手が良い。わずかな隙間に便利が追加できた。
純正はあまりに味気ないのでカタカタ防止マットを導入。
たわいもないのだが、これが質感向上に結構効果的にみえたりもする。
もうひとつのあったらいいなは時計。時刻はナビに申し訳程度に表示されるのみで、
機器が起動しなけりゃ表示もされない。欲しいのはそうじゃない。
いつも目の届くところに常に稼動している時計がbetter。
そこで何か他車流用できそうなものはないかと見つけたのがコレ。
キャラの立ったデザインは、最も重要な時刻の視認がイマイチという、
時計にして最大の欠点も持ちあわせているが、この割切ったデザインは好感が持てる。
設置場所には悩まされた。なにしろ狭い敷地、良いロケーションが見あたらない。
考えた末にパッセンジャー側ダッシュパネルにインストール。
ドライバーシートからの視認はいよいよアレだけれど、その存在感は十分。
キャビンは常に時が刻まれるようになった。欲しかったのはこの雰囲気だ。
続いてはパワーアンプ。せっかくスピーカーを交換増設したにもかかわらず
ナビのアンプを使用していたんではもったいないと導入したものである。
設置を簡単に済ませたいこともありコンパクトなものをチョイス。
音に対する感覚は素人なので講釈たれることはできないが、パフォーマンス向上は十分体感できる。
時機をみてウーファー用に更に増設なんてのも有意義かもしれない。
そしてもうひとつはシガーソケットに挿すUSB電源。これはドイツ滞在時に見つけ購入したもの。
今でこそ当たり前のように流通しているが、この時はそのシンプルで質感あるデザインが
気入った。シガーソケットは普段使用することはなく
何かしら活用せねばもったいないと思っていたところにコイツをチョイ足しである。
デフォルトではここは常時電源であるから、配線を引きなおしイグニションONで
通電するように変更。ちなみにココ本来の常時電源はアンプに接続したり、
時計に接続したりと、重宝させてもらっている。
こうしたちょっとした積重ねはネガを潰し、カーライフがにわかに盛上がる。
これからも"出掛けたくなるクルマ"に仕立てていきたいものである。
つまらない話しではあるが、ちょっと以前にエアバッグのワーニングが
点灯する由々しき事態に陥った。
これには前兆があり、時々点いてみたりしていたものが、日を追うごとに
頻度が増え、とうとう消えなくなってしまったのだ。
初期症状の時点で嫌な予感しかしなかったが、案の定、順当に駄目になってくれた。
エンジン始動のたび、コレでも喰らえとばかり点灯する様は不快極まりない。
過去にCHECK ENGINEのワーニングが点灯した際もガックリしたが
またしても厄介なものがトラブってくれたと、マインドは駄々下がりである。
とりあえず駆込み寺に赴き師範に相談することに。
OBD2に診断装置を繋いでもらうとパッセンジャー側のトラブルであることが解った。
しかしそれ以上の詳細は不明。もうユニットの交換しかないかと、覚悟を決めつつ、
傍らでは打開策はないものかリサーチを進めた。そうして有力情報を得たのだが、
何やらこのトラブル、リコール対象になっている模様。本国においても同様の
事例が多々起こっているとみられる。原因は配線コネクタの接触不良で
コレを対策品に交換する措置がとられているようだ。
問題のコネクタはパッセンジャー側、右足元のパネル裏に潜む。
アクセスは容易かつ黄色く目立つようにされているのですぐに見つけられる。
簡易の処置としてはコレを抜き差ししてみると解消されるという。
祈る気持ちで試してみると、情報通り、憎きレッドワーニングは鳴りを潜めた。
完全な対応ではないであろうが、厄介払いはマスターした。
再度眼を覚ますようならばこれを繰り返して様子を見るとする。
並行車は全てが自己責任。本国でリコールになろうが無償修理は対象外。
むしろその情報さえ入ってこない。自身の危機管理能力が問われる。
今回はそれを痛感した出来事であった。
ブーストメーターのアップグレードに続き、各種計器を追加インストールしてみた。
追加とくればオイルプレス、オイルテンプ、ウォーターテンプが慣例だろう。
これらをいかにスマートに取付けるか、センスが問われるところだ。
まず苦労したのは、オイルプレッシャーセンサーの取付。このecotecと呼ばれるエンジン、
油圧の取出しが国産車のように簡単にはいかない。サービスホールも存在するが、
アクセスするにはエンジンを降ろすようになる。いくらなんでも馬鹿げている。
そこで純正のプレッシャスイッチから横取りできるデバイスがないかリサーチ。
散々探し奇跡的に適合(ネジピッチ一致)するものを発見。もうこの一択以外ない。
USより取寄せ、師範のもとへ。簡単に済むと思っちゃなかったけれど、
案の定、そいつは師範の手を焼いた。締付けた際に理想位置に定まらぬ。
しかし、師のノウハウはさすが。プロの流儀で、ココしかないという
ピンポイント位置に調整、固定。ギリギリクリアランスでセンサーを取付て下すった。
油温はオイルパン ドレンにアダプタを介し設置。師いわく、この場所が定石なんだそう。
水温はアッパーホースの出口に噛ませる。これでセンサー取付は完了。
配線を引込んだら、メーターのレイアウトに移行。
まずメーターを収めるフードをどうするか。これまた苦労をすることになる。
リサーチすれば、こんなものが出回っているようで。
ダッシュトレイのフタに癒着したようなメーターフード。
一見、便利アイテムのようだが、そのクォリティは懐疑的。
ただコレを参考に、も少しマシなものを用意しようという思いになる。
で、探し出したのがコレ。フォードパフォーマンスのマスタング用メーターフード。
汎用性を期待して取り寄せたが、そのままでは使い物にならなかった。
メーターを収める径が小さく、せっせと拡大加工という難儀を強いられることになる。
隣り合うベゼルのクリアランスはほぼゼロというギリギリのレイアウトでなんとかアッシー。
こうした機器はミニマムに収まっているのがスマートだろうから、結果OKである。
設置は前方視界悪化を最小限にとどめつつ、視認に最適なアングルを熟考し、
半埋め込み状態で固定することにした。
言うは易いが作業は難し。現物合わせを繰返しフィッティングを完了。
フード背面のFordロゴも隠れインテグレート感が漂いだす。
これなら例の便利アイテムより随分とマシだろう。
トレイの中にはコントローラーとリモコンを納めたが、希少な収納を潰してしまった喪失感は否めない。ちなみにこのフード、本来はこのような姿で取り付けられる↓
コレをChevyに流用するという着想。我ながら奇特である。
加工に手間は掛かるもマスタングのそれ同様、収まりよろしい仕上がりとなった。
このクルマが販売されてた当時、このダッシュトレイにはパフォーマンスディスプレイなる
純正オプションが装備できたのを思い出す↓ その機能の良し悪しはともかく、
この一等地に随分と子供騙しじみた装備だなぁと、付ける事はなかった。
あれから時を経て自らでそれに準ずるデバイスを取付けることになったわけだが
純正オプションに比べれば雰囲気あるものになったろう。ε-(´ε`)
VWゴルフがフル液晶メーターにしてくる時代にあって、こうしたアナログメーターの追加は
90年代のノリかもしれない。時代錯誤とも言われかねないが、
このアナログの世界観がもたらす高揚感は今だ色褪せることはない。
SSのマストアイテムともいえるブーストメーター、このクルマにだって、
ちゃんと純正で装備される。こうしたクレイジーさが何よりも魅力的だ。
Auto Meterのロゴが入ったそれはAピラーたもとに鎮座し
パフォーマンスの主張と、雰囲気の演出をする。
ただ、コイツは本国仕様であり、表記される単位がアメリカンスタイル。
PSIやらin Hgなど暗号めいた文字が並びネイティブでもない限り、
実用性に欠けた雰囲気優先アイテムに成り下がっているが残念なのである。
ちなみにカナダ仕様はしっかり国際単位になっている。見比べると分かるが(換算すれば)
正圧のMAXがおおよそ200kpaでその半分の真上位置が100kpaとなるようだ。
コイツに交換できれば手っ取り早く実用的なものになろうが、
いっそ社外のメーターに差換えてしまえば、単位問題解消以上にメーターの
アップグレードが期待出来るんじゃないかと思い立ったのである。
そんなわけで、チョイスしたのが絶対的信頼の日本精機製。ココにきてJDM投入である。
もちろん配線は引きなおすが、ブーストメーターの設置は比較的容易。
素人でもなんとかなる。本体も純正ピラーにも無加工で差し替えられ、無事作業完結。
作動はバツグンのレスポンスで、純正との差は歴然。ゆるいAuto Meterに比べ日本精機の高精度感は
このクルマのキャラにはアンマッチとも思えるほど。今後、このデバイスは拡張する計画にある。
国産車とは違い簡単でないことは承知であるが、それがマイノリティーのカーライフ、
もう宿命と思う他ない。
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ホンダ CBR600F CBR600F。逆車。F4iのダブルシート版。このコンセプト、ハートにストライク。 |
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シボレー HHR 2000cc TURBO 5MT。 |
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ホンダ その他 2台目。後期型SiR。前期型フロントマスク換装。 *閲覧件数低減のためあえて「その他」 ... |
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ホンダ その他 青春の1ページ。前期型SiR。もらい事故により消失す。 *閲覧件数低減のためあえて「そ ... |
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