L700Sミラ ファンベルト交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
・少し前から走行時E/Gルーム内からキュルキュル音が聞こえだし気になっていたのでベルト3点、交換する事にしました。
※車が停止している時は異音はせず雨天時とかもあまりしないけど晴天時は頻繁に聞こえてくるのでした。
※ちなみにこの作業内容は全てE/Gルーム正面側からやった事例です。
2
・事前準備としてまずFrバンパーを外します。
3
・エアークリーナーノズルも邪魔なので外しておきます。
4
・まず初めにACコンプレッサー行きのVベルトを外しますがコンプレッサー下側、赤丸の部位はラチェットで緩みますが青丸の部位はスペースがあまりにもない為にスパナで緩めます。
※12ミリです。緩めるだけですよ。
5
・上側、可動部のボルトを緩めます。
ここも12ミリ。
・3か所緩めたら車両側にコンプレッサーを押すとVベルトが緩みプーリーから外します。
6
・次にパワステポンプのベルトを外しますが先に赤矢印、下側の部位にボルトがあるので緩めます。
・下側ボルトを緩めたら赤丸の上側、可動部ナットを緩めます。
ここも12ミリ。
※下側のボルトの位置が見えないので手探り作業になりますが浅いところにあるのでそう難しくないです。
・2か所ボルト、ナットを緩めたら自分の方に引き寄せるとベルトが緩むのでプーリーから外します。
7
・上の画像赤矢印、下側のボルトです。
8
・次にオルタネーターのファンベルトを外しますが緑丸のボルトを緩めます。
※ここだけ14ミリです。
※画像は車両下側から映してます。
・このボルトはE/Gルーム上からも見えますし作業もE/Gルーム側から出来ます。
9
・次にオルタネーター上側、赤丸の可動部のボルトを緩めます。
※見えないので手探りでボルトにソケットを合わせていきます。
・2か所緩めたら自分のほうに引き寄せるとファンベルトが緩むのでプーリーから外します。
ここも12ミリです。
10
・ベルト組付けは逆の手順からやっていきます。
①オルタネーター行き
②パワステポンプ行き
③ACコンプレッサー行き
※ここで単体でプーリーを空回しして異常がないか確認したほうがいいでしょう。
11
・まずオルタネーターのファンベルトを各プーリーに合わせてバール代わりにタイヤ取付などに使うトルクレンチにソケットを噛ませてオルタネーターに当て赤矢印の車両側へ押し込みファンベルトにテンションを掛けながら青丸の可動部ボルトをラチャットで締付けていきます。
・各ベルトの張り具合ですがプーリー間のベルト真中を押すとたわみが5mm前後で中央に芯が感じられる位です。端を押したら少し柔らかく感じる感覚。
・可動部のボルトを本締めしたら下側の14ミリも締付けます。
※ベルトをプーリーに掛けたら手で回してみて合っている事を確認してからテンションを掛けて可動部→下側のボルトを締付けていきます。
※合っていない状態で締付けるとベルトが切れて補器の作動がしなくなり走行不能となります。
12
・次にパワステポンプのベルト組付けもプーリーにベルトを合わせ車載工具のレンチを使用して赤矢印の部位に工具を当て車両側にテコの原理で押し込みながら赤丸の可動部ナットを締付け下側のボルトも締付けます。
13
・最後にACコンプレッサーのVベルトをプーリーに合わせ画像のように手でコンプレッサーを持ち手前に引き寄せてVベルトにテンションを掛けながら上側、可動部を締付けます。
※工具類の使用も考えましたがこのやりかたが一番よかったです。笑
・下側2本のボルトも締付けて完了です。
※ベルトにテンションを掛けながら可動部を締付ける為、相当な力を要しますのでとても苦労しました><
・最初はオルタネーターのファンベルトの張り具合が甘くキュルキュル音が治まらず再度テンションを掛けて締付けてようやく異音も解消されました。
出来れば2人作業でやる事をオススメします。
14
・作業に使用した工具です。
①左上・車載工具のレンチ
②左中・トルクレンチ
③左下・12,14mmソケットとラチェット
④左下中・Frバンパー両サイドのスクリュー締付け用の+ドライバー
⑤右・Frバンパー、ナンバープレート締付け用の電動インパクト、10mmソケット
15
・ACコンプレッサーの下側左ボルトにラチェットをあてがった画像です。
16
・ACコンプレッサーの下側右ボルトにスパナをあてがった画像です。
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