付属のパッシブネットワークのツイター減衰について(更 2014.4.14)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2014年4月14日 追記
その後、どうなったか。実はすぐにはうまくいかなかったのです。
R1(下図)を7オームまで増やしましたが、減衰しているかどうかもわからないし、うるささは依然と消えませんでした。
色々やっていて、新発見、かどうかは疑問ですが、少なくとも私にとっては新発見がありました。どうも―10dB(1/3)以上の減衰の場合、教科書通りではうまく行きませんでした。でも次のことをすると良好な結果を得ましたので報告させていただきます。
従来(教科書通り)
良くない(うるささが消えない)
―――R1(7オーム)――――――――――――――――――
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アンプ R2(2オーム) スピーカー (4オーム)
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―――――――――――――――――――――――――――
改良型
R1をR11、R12に分けて配置すると、うるささが消えた形で減衰された。
良好
―――R11(4オーム)―――――R12(3オーム)―――ーー
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アンプ R2(2オーム) スピーカー(4オーム)
|
――――――――――――――――――――――――――
注、抵抗の数値はあくまでも1例です。
この件に関しては、本当は、理想形の減衰回路を求めるために、周波数計を持って、抵抗の数値を色々変えて、もっと実験をやりたいところである。しかし、私の目的は一応達せられたので、だれか興味のある有志の方か専門家にお任せします。
やった方、密かに、私宛に結果をご報告頂ければ嬉しいです(笑。
尚、注意事項として、機器への悪影響、音質への悪影響については、未確認です。あくまでも自己責任でお願いします。
また、実験の際、R2は2オーム以下には下げてはいけません。合成抵抗が減りアンプを損傷する恐れがあります。
そんな七面倒臭いことをやっていないで、R1を可変抵抗とし、やれば一発ではないかというご意見もあるでしょう。でも、こだわりですね。一般的に、音質に対する影響を考えると、可変より固定の方がいいと言われているので(笑。
2014年4月2日
普通、2wayのスピーカーシステムで付属のパッシブネットワークが付いていて、そこでTWのレベルが調整(JBLの場合+―2db)ができるようになっています。それだけでは減衰量が不十分でまだTWの音が耳障りのことが良くあります。
これを解消するために、さらにATT(アッテネーター、固定式)を挿入するのですが、今まで、どうも思ったように減衰しませんでした。
そこで、ハタと気がついたのですが、付属のパッシブネットワークの減衰量を無し(0db,PASS)にして、やってみました。そしたら、うまく減衰成功しました。
どうもパッシブネットワークの減衰と、外付けのATTを同時にやると、干渉し合ってうまく動作しないのではと思います。
そんなこと知らなかったのという人は除いて、この件で、お悩みの方、試してみてください(笑。
ちなみに、私の場合―15db(元の20%、1/5)でちょうどいいくらいでした。
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