2025年06月15日
長文失礼致します。m(_ _)m
先日、名古屋の某ポルシェ整備専門店でのお話です。
久しぶりに遠出したかったのとたまには作業ついでにセカンドオピニオン診断も受けてみようとの思いから日帰り整備してもらいました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが今後の車ライフの参考になれば…
入庫で車移動して貰った直後から話は始まります(笑)
お店の方降車直後に一言コレエンジンやられてますね。私???
例の右バンクシリンダキズの初期音してますねとの診断でした。もっと金属的な音かと思っていましたがタンタンと何かを叩くような音でした。コレと言われないと異音として気づけないです。
そこから傷の入ったピストン見せて頂き
本来の作業と並行で講義スタートです(笑)
・首振り等諸説あるが原因はエンジン設計不備で右バンクへのオイル供給が不十分な事が原因。
・メーカーはその事把握していて証拠にピストンに傷つき防止でセラミック加工を施している…が
傷付きの方が上回るためセラミック加工が剥がれて運が悪いとさらなる傷を生み出す原因になってる。
・対応は最低の現状維持するならオイル粘度上げて時間をあけてのエンジンスタート時等の油膜を切らさないようにする
メーカー指定は某社の5w-だが 粘度が低すぎるので20w- 必要。 メーカー指定某社も止めておいた方が良い、そもそも5w-なんてマイナス30度までの対応は日本で不要20wでもマイナス15度までいけるので問題なし。
某店では20w- の油膜形成に良い成分を含んだベースオイル産油国製(カナダとか)の鉱物油がおすすめの一つでした。(ペストは自社ブレンドオイル)
加えて自社製のオイル添加剤で
完全にエンジンのタンタン音消すことはできないけど小さくすることは出来る。
実際、自車にも緊急対応でオイル交換、添加剤の対応してもらいましたが
エンジン音とタンタン音がかなり小さくなりました。
完全対応はエンジンオーバーホール後のオイル管理の徹底になるそうですがほとんどの987前後の3.4以上のエンジンは傷付きの音してるそうです
・放置するとどうなるか
傷が進行して最悪ピストン粉砕のエンジンブロー
・結論
2.7エンジンはピストン径が小さいため傷入りのはほとんど発生していない。
延命にしかならないがオイル粘度低いもの使ってる様だと粘度を上げた方が良い。
お店オリジナルの添加剤も効果あるようです。
オイル交換のサイクルは5000キロ毎推奨
なぜならそのあたりの走行距離でオイルに入っている添加剤効果や粘度等が徐々に劣化し始めるため。
ポルシェセンターでこの手の音を相談してもこんなの普通ですよと相手にされない。
エンジン自体は傷つきとかなければ20万キロなんてまだまだこれからの丈夫なエンジン。
とまぁ個人的には他の情報含め為になるセカンドオピニオンでした。
この話を主治医にも相談して次回のオイル交換の対応等決めていく予定です。
賛否あると思いますがあくまでも個人的な主観として見て頂ければ幸いです。
Posted at 2025/06/15 13:00:04 | |
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