突然、前輪から異音で初レッカー
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
先月のことですが家族で出かけようと車庫から車を出して玄関に停めようと一度頭を振ってバックしようとすると突然「ギー」という大きな異音がタイヤの辺りから発生。金属音のような甲高い音は家の中まで聞こえる始末で妻も飛び出してきました。
ただ車内のディスプレイにはアラートも警告灯もつかずエンジンもかかるので恐らく駆動系ではないかと思い、降車して前輪を目視するも何も見当たらず。そしてもう一度エンジンをかけゆっくりと発進してみるもまたしても甲高い音が。。。
ひとまず無理に走らせるのは避け安全第一で自走困難と判断しロードサイドサポート(保険会社)に連絡。タイヤ交換でもお世話になった地元の修理工場にレッカー及び修理依頼をお願いすることになりました。(幸い保険会社とは提携していました。)
2
翌日、犯人はこの小石と小枝が右前輪の遮熱板とディスクブレーキの間に挟まっていたことによるものだと判明しました。メカニックさん曰くまれにあるそうです。
3
写真は右前輪を内側から見ている状態です。遮熱板とディスクローターの間に先ほどの小石と小枝が挟まっていたようです。
輸入車の場合はこのボルボのようにキャリパーの形状をかき切るようにぐるっと一周切れ目なく覆っているため入り込んでしまった異物が抜けにくいらしいです。
一方国産車だと覆い尽くしていないので外に逃げやすいとのこと。それでも最悪の場合走り続ければ枝や石の方が車重の圧力から徐々にすり減りどこかのタイミングで粉砕するという荒療治法も教えて頂きました。
別件ですが以前走行中に車外から聞こえてきた「シャーシャー」という音もこれで解決できます。
4
数時間後に保険会社経由で届けられた代車のカローラツーリング。引き取りに行く時だけしか乗りませんでしたが軽さにびっくりでした。24km/Lの燃費で走ってたようで単純に二倍走ると思うとランニングコストはレギュラー燃料代も加味すると1/3ぐらいになるのかなあと改めてトヨタのハイブリッドの秀逸さを実感しました。
5
費用負担としてはこれらの作業¥2,200で済みました。改めて今回もお世話になった修理工場(販売もしている)さんは信頼でき頼りになり感謝です。
電話対応からレッカーのおっちゃん、メカの方(私のこと覚えててくれたこと含め)の説明もその人らしさがある丁寧さで、なんというかDの人のマニュアルから出てくる均質的な丁寧さとは違うんです。
どの人も各々が持っている個性を打ち消すことなく接客・応対してくれてる気がするのです。地元の人に愛され続けてる町中華屋みたいな。うまく言えませんが。
決して人の足元を見て態度を変えたりしない、軽トラも輸入車も公平に扱う、帰り際に恐らく高齢の耳の遠いおばあちゃんに納車したであろう軽自動車の運転席周りを親身になって説明している先ほどのメカの人を見ると愛されてるお店だろうなと暖かい気持ちになれました。
ちなみに保険の等級は事故ではないので影響なく、今回は出かける前だったこともあり不幸中の幸いでした。また一つ勉強になりました。
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