目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
自動車整備関係の高校の時に授業で習った
タイヤの交換方法に加えて自分が作業する際にやりやすいかなと思った方法も付け加えた作業方法です
まずはジャッキアップ前の画像
2
ジャッキアップする際にホイールが浮かないギリギリのところまで持ち上げ
まずはタイヤが浮いていない状態でナットを軽く緩めます
完全に浮いた状態でナットを緩めようとするとホイールが空転してしまうこともあります
その後はタイヤをきちんと浮かせますが
浮かしすぎるのはNG
というのもあまりにも浮かせてしまうとタイヤを外す際
外した瞬間タイヤが落ちる→場合によってはホイールの裏側とブレーキ周りがぶつかる→ホイール&ブレーキ周りに傷がつく
といった状況になりかねないので
タイヤを浮かせる際は多くても指一本くらいの隙間程度にとどめておく
3
ホイールを外す際は必ず対角線上の順でナットをゆるめる
締めるときも同じように対角線上の順で締めるんですが
対角線上で締めることによってホイールが軸に対してきちんと中心に締まるんだそうです
4
最後の1本を外す際にタイヤの下側のほうを軽く足のつま先で軽く押さえながらナットを外します
ナットが残りの一本になった際にホイールが傾く場合があり
その状態でナットを緩めようとするとナットのホール部分を傷つけてしまうこともある為
5
ホイールを外し終わったらついでに
ドライブシャフトのブーツやブレーキのパッド、ボルトも覗いてみる
ある程度自分で確認するのも乗り手の義務だとは思います
早期発見すれば費用も安く済むこともありますしね
ドライブシャフトは亀裂等がないかどうか、グリス等が飛び散っていないかどうかなどの確認
ブレーキパッドには真ん中あたりに残量が外から見てわかるように切りかけみたいなものがあります
ブレーキダストで詰まっていて見にくいこともありますが
その切りかけがほぼない状態なら交換時期が近いと思った方がいいと思います
ボルトも山が丸くなっていないか
締めつけるときに変な抵抗がないかなどチェックするといいと思います
ちなみにドラムブレーキに関しては目視だけでは確認できないので(本体をばらす必要がある)そちらは無視してもいいと思います
6
簡単な点検等が終わったあとは外すときと逆の手順で作業します
ホイールとボルトのある場所にはめ込んだ後
同じように足のつま先を軽く当てて
ナットのホール部分を傷つけないようにします
そのあとは緩めるときと同じで対角線上にナットを締めつけます
浮いている時は空回りするのであくまで仮締めのレベルでまずは締めます
少しジャッキを下げてタイヤが軽く設置した際に追い打ち掛けるように締めます
この時もやりすぎないようにほどほどに締める
この工程を4本とも行う
7
4本締め終わってジャッキを完全に外した後は
軽く車を前後させたのち(駐車する際に前後するレベルで)
いよいよトルクレンチを使います
トルクレンチを使用する際、ナットの材質
(鉄、アルミ、ジュラルミン等)で
締めつけトルクが違ったりするので
締めつけトルクを確認してトルクレンチ本体の調整してから締めつけます
トルクレンチはガツンと一気には締めつけずにゆっくり強く力をかけます
規定のトルクがかかると黄色い線の中の部分が少し傾いて
「カチン」と音がします
一回音がしたら一旦手を離してもう一回力をかけて音が鳴るまで締めます
2回目の音がした時点で設定したトルクがかかっているものだと思えばいいかな??
これで交換自体の作業は終了~
あとはタイヤ変えた場合は空気圧の確認も忘れずに♪
8
おまけ
車によってはナットの数が3本だったり4本だったり5本だったり6本だったりと数は様々ですが
大体対角線上に緩めてやればOKです
うちにある車は4本のタイプと5本のタイプとあるので5本の場合の外す例をついでに残しておきます
あと、車屋さん等で作業風景を見る際対角線上に緩めているかいないかで
作業者の技術レベルが分かるそうです
↑自分もこれは聞いただけで正直よくわからない
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク