後席ルームミラー（左）修理

現状は某オークションで手に入れた中古品を取り付けております。使用頻度の高い左後席のミラーですが、開けると、だらんと垂れ下がり、なんか開き方が安っぽく開くのでダメもとで分解。（通常はゆっくり開きます。）舞踏会に行くには必需品のミラーですよねw どこから分解するのかわからなかったのですが表側カバーの縁の隙間に精密ドライバー（マイナス）を少し差し込んで慎重にこじると簡単に外れました

予想していたバネ折れは左右ともに、折れてなかったです・・・。

この部品結構複雑な作りになってます。樹脂部品なので折らないように慎重に観察。　結果このバネは開くスピードを制御していませんでした。ただ開閉させる為のバネです。

この黒い樹脂の軸を挟む金具の力加減でスピードを調整しているようでもなさそうな・・・。（でも結構な強さで軸を挟んでいるんですよね。）

ふと、外した鏡の裏のスポンジマットのところに、何やら筒状の部品が貼り付いて外れていました。筒の両端にはロ状の穴とコの字型の溝がありますね。口状のところへ先ほどのバネのついた軸の先端をはめ込み、本体ケースの溝にコの字型の部分をはめ込むような構造でした。

よく見ると筒のコの字型の部分とケースのはめ込み部分に隙間が。コの字型部分も少し開き気味な感じで、筒は左右に少し遊びがありました。

その隙間に結束バンド（タイラップ）を少し切ったものを差し込んで遊びを減らし、しっかり固定することができました。動作確認すると通常のスピードでゆっくり開くようになりました！　原因は　おそらくミラーを使用するときに、開くスピードがゆっくりなので手動で角度調整するときにグイっ！と開けて、こじった感じになり、あの筒の部品が軸から外れてしまったと思います。あとは鏡の裏に貼られていたスポンジシートは経年劣化でボロボロに崩れてしまったので適当なウレタンシートを切り出し、両面テープで貼り付け、カバーを取り付けて完成しました！