
昨日はローダウンした場合を検証しました。
今日はリフトアップした場合です。
約30°の角度になる様にしてみました。
バネ秤は約1.25kgです。
アームを縮める方向と回転方向に掛かる力に分解されるので、昨日の結果よりバネ秤の負荷が下がります。
錘の重量は約1.37kgです。
このまま角度を大きくして行くと負荷は下がって行きますが、最終的にアームを引っ張る方向に力が掛かるので、バネ秤の負荷が大きくなります。
結果アーム角度によりバネの負荷は変化します。
但し普通のストローク範囲内ではそれ程大きな差になりません。

次はバネ秤の角度を変えてみました。計測値はこれまでと上下逆になります。
この方が実際の状態に近いと思います。
約20°ローダウンした状態です。
バネ秤はアームが同じ角度でも先日と違い1.28kgです。先日は1.42kg。
約10°ローダウン状態だと約1.31kg。
水平時は約1.35kgです。
これでわかる様に力の方向で差が出ます。
実際の車両では、サスペンションユニットが短いため角度変化が大きくなります。アームの角度変化に対する負荷の変化がより大きくなります。

実験のついでです。
約26°にバネ秤をセットしてみました。
同じ錘でも角度を変えると大きく差が出ます。
約3.4kgを指しています。
バネ秤を30°にセットし、アームを水平にすると、アーム重量と機械的ロスを除くと2.74kgを指します。斜辺が高さの2倍。機械的ロスやアーム重量を無視すれば、計算出来ます。
Posted at 2024/06/15 08:09:22 | |
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