シャラン 継続車検

シャラン の車検無事に合格。これまで一回も何にも引っかかっていない。光軸もズレない。本当に優秀だ。まぁ最近そこそこの故障はあったけど。
ゴールデンウィークにスバルのアウトトラックだかアウトトレックと、AMG C43に乗る機会があった。どちらも本当に優秀で、良い刺激になった。スバルは足回りが素晴らしく、路面の凸凹を見事にいなしていた。でも、しばらく乗っていると、なんだかわざとらしさを感じてくる。大袈裟にいなして乗り心地の良さを強調しているようなイメージを受ける。ハンドリングもしかり、軽やかなんだけど、、、車に手を添えられているような、そんなイメージで、しばらく乗っているの路面の情報が恋しくなる。D型でグリップが付いているハンドル自体も最初はなんだか嬉しいんだけど、だんだん飽きてくる。もとスバル乗りなので基本的にひいき目で見てるんだけど。
AMGは、文句の付けようがない。エンジンのフィーリングも、強烈なブレーキも、変速も足回りも、内装の質感もそれはそれは優秀で、買ってもいいかもと思った、のだが、家に帰ってきてシャラン に改めて乗ったら、この車の恐ろしいほどの優等生さに脱帽してしまった。５人家族が快適に過ごせる室内はもちろんなんだけど、AMGに比して加速、減速のフィーリングが全く劣っていないし、乗り心地も明らかにスバルより良い。10万キロを超えてもなお、である。シャランは車全体にとにかくわざとらしさがない。巷でもあまり脚光を浴びることはないのは、わざとらしく突出した部分がないからなのかと思う。突出してとがった部分がない代わりに、欠点が無さすぎる。足回りも何気にアルミを多用したりして、RX7にも負けない手の入れようなのに、アピールしないから車好きからあまり注目を浴びることがない。
乗れば乗るほどこの車の恐るべきスペックに舌を巻くばかりだ。リアのサスがへたってきてるはずなので、今度ビルシュタインでも入れようかと考えていたが、この車の場合純正以外に変えるのは得策ではないと思う。この作り込みをまだしばらく堪能したい。