2014年02月02日
「日本国債は安全だ」という理由
日本国債を買い支えているのは日本の家計と日本の金融機関で、完全に国内で消化ができるている。だから海外から売り浴びせられることもないので絶対に安心。
果たしてそうなのだろうか。その理由が崩れる一歩手前に来ている。外人による日本国債買い越し額が異常に増えているのです。直近の国債消化額43兆円のうち4割が外人で、短期債に限ってみれば7割が外人となっているのでした。
ゆうちょ銀行 141兆6278億円
かんぽ生命 61兆8881億円
三菱UFJ 47兆2629億円
みずほ 32兆3999億円
三井住友 25兆5080億円
日本生命 13兆6565億円
第一生命 12兆5741億円
東京海上 5兆 円
上記でざっと340兆円。これに日本銀行、その他政府系金融機関、地銀、信用金庫、JA(農協)の保有分があり、各々に隠し保有分があると言われています。
新たに登場した外人は100兆円以上を既に保有していると言われていて、この保有分は将来必ず「売り玉」になります。この事実がマスコミで報道されないのは、首都圏の放射能汚染と同じで政府にとって都合の悪い事実だからです。もし100兆円以上の国債が一斉に売り浴びせられたらどうなるか?もはや暴落しかありません。
『日本の財政が立ち行かなくなることは政府も財務省も知っている』(現役財務省官僚談)。今や政府は問題を先延ばししているに過ぎず、国債という借金を前提に作られた国家予算は砂の城です。我々サラリーマンにできることは、その時の衝撃を少しでも和らげる準備しかできません。国家という大きな船が沈む時、個人はいかにも無力です。近い将来その時は訪れます。
Posted at 2014/02/02 11:01:03 | |
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明日の視点 | 日記
2014年01月31日
写真は「年金を引き下げるな!」と反対運動をしている元気な老人達。
本来、年金は物価スライド制と決まっていた。ところが!ところが!である。特例措置で本来よりも高い公的年金を受け取っていたのでした。年金の過払いは累計で約10兆円と言われており、政治が高齢者優遇を続けた結果、現役世代にツケを回してしまったのでした。
戦後70年、日本の一番美味しい時代を楽に暮らした老人達。旧来の家長制度が崩壊して核家族化が始まり個人主義(自分が良ければそれで良い)を押し進めた世代でもあります。税金や社会保障や年金の負担も本当に軽かった訳で、年金は自分の支払った金額の5~8倍以上も受け取れるのです。その年金で旅行に行ったり、趣味に講じたり、孫にお小遣いを振る舞ったり・・・そりゃもう元気いっぱいオロナミンC!です。
浮世で暮らしている人達には、現役世代の苦しみや、子供達の未来が真っ暗になっている事が見えないのでしょうか。楽しく明るく元気に暮らしたこの老人達の寿命はおそらく長い!と予測されており、その医療介護コストは毎年1兆円ずつ増えていくのです。このまま日本を食い潰して、自分が死んだ後は知らないよ!ってことでしょうか。この老人達が減り始めるのは2022年以降と言われています。とても長い下りのトンネルです。
Posted at 2014/01/31 21:33:59 | |
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明日の視点 | 日記
2014年01月12日
福島原発の地下水汚染について、時事通信が以下のような報道をしています。
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地下水汚染濃度、最悪更新=220万ベクレル、福島第1海側-東電
東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海へ流出している問題で、東電は11日までに、海側の観測用井戸で9日に採取した地下水からストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり220万ベクレル検出されたと発表した。これまでの最高値は昨年12月に測定された同210万ベクレルだった。
東電によると、この井戸は第1原発2号機タービン建屋の海側、護岸から約40メートルの場所にある。セシウムは検出できないほど低い値だが、ベータ線を出す放射性物質の濃度は非常に高い。濃度は上昇傾向にあるが、原因は分かっていない
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原因不明と報じられていますが・・・東京オリンピックが蓋をして・・・・「真相・事実は報じられてない」となっているのではないでしょうか。国内のマスコミでは一切報じられませんが、3号機のメルトスルーは世界が危惧しています。
Posted at 2014/01/12 09:49:08 | |
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明日の視点 | 日記
2013年12月23日
朝日新聞に以下のような論説が掲載されています。
『今後、厳しく歳出を削り、段階的に消費税を30%超にまで引き上げたとしても、「財政再建に100年以上かかる」(慶應義塾大学 小林教授)』
『私たちは、未来世代の富を先食いすることで増税を避けてきたのだ。』
今、日本政府が抱える借金は1000兆円を超え、毎年50兆円ずつ増え続けている。GDPの1割の借金が増え続けているのです。これを今の若者、子供達が負担することに対して、我々大人はどのような責任がとれるでしょうか?
添付した資料を見てもらうと・・・
「生涯に受け取る年金総額」から「生涯に支払う保険料の総額」を差し引いた額を世代毎に見ると、1940年生まれ(現在73歳)の祖父は3,460万円の得になっているのに対して、2010年生まれ(3歳)の孫は2,830万円の損になっていることが分かる。73歳の祖父は、3歳の孫に3千万円近い借金をさせて、今の老後の生活を楽しんでいることになる。考えてみて欲しい。老人優遇は本当に必要だろうか。なぜ老人はあらゆるサービスの利用料金が安く設定されているのでしょう。その代償はどこへ行くのでしょう。
私は40代で、現在のシステムを作ってきた訳ではないし、全然得をしていない世代ですが、若者や子供達には本当に申し訳なく思います。できれば我々の世代が痛みを背負い借金を返済してあげたいと思います。私以上の世代の人達は、この現状をどう考えて生きているのでしょうか。お気楽に旅行や趣味を楽しんでいる場合ではありません。民主主義の限界を感じます。
Posted at 2013/12/23 12:08:55 | |
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明日の視点 | 日記
2013年12月22日
流行りに飛びつく日本人の悪い癖も手伝って、ここ2年間でスマホは爆発的に普及しました。ただ同然でスマホは手に入るのですが、その後に高額な利用料金(大手キャリア平均月額5460円)がぼったくられることになります。料金に見合った満足度が得られるのであれば問題ありませんが、スマホはどうなのでしょう?
SNSやアプリやゲームなどが楽しいと前評判だったが、実際にやってみると幼稚でチャチで知的満足が一切得られない。スマホ中毒連中のマナーの悪さも目に付くようになってきた・・・こうなってくると、大部分の懸命な大人は「本来必要なのは通話とメールだ」「スマホは必要ない」と考え始めても不自然ではありません。
また来年は消費税導入による不景気が襲いかかってきます。このため今年以上に庶民の生活は厳しい状況に追い込まれることになるので、価値のないスマホ費用はカットしよう!という流れも加わることになる訳です。
そんな理由で「脱スマホ&ガラケー復権」は確実に進むと思います。また脱スマホに少し遅れて、月額料金の値下げ競争も始まるのではないでしょうか。ズバリ!5年後はスマホもガラケーも「2000円以下で使い放題」になると予想します。
Posted at 2013/12/22 09:56:01 | |
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明日の視点 | 日記