2014年07月20日
平成28年度から大阪府公立入試制度が大幅に変更され、中2の次女が直面することになります。変更される内容は以下3点
1.内申点評価が絶対評価に変更される。
2.学習到達度テストの結果を内申点評価に反映する。
3.前期(2月)後期(3月)を廃止して一本化する。
内申点評価はこれまでと全く別物になる訳です。北大阪地区はレベルが高いためにオール5の生徒が続出すると言われていますが・・・全くその通り。昨日次女と通知簿の話をしたのですが「自分より点数が40点も低い生徒でもオール5だった。」とのこと。絶対評価の基準はかなり低いと推測され、内申点のインフレ化は避けられない情勢です。オール5が簡単に取れてしまうために、自分の成績を過信した生徒がトップ校へ集中する懸念があります。
それと前期・後期入試がなくなり、失敗が許されない一発勝負に戻ります。前期で無謀な挑戦をする「チャレンジャー組み」は激減するかわりに、上述の「勘違い組」が増えるので、上位トップ校が高倍率であることは揺るがないと思われます。
最後に進路指導について。これだけの入試内容の変更が実施されますと、過去の実績が何ら役に立たないデータになってしまうでしょう。大手塾も学校も「適切な進路指導」が困難になるはずです。この難局を突破する唯一の手段は、絶対的な学力を築き上げることです。
Posted at 2014/07/20 11:35:54 | |
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子育て | 日記
2014年07月13日
世界にその存在が知れ渡った「号泣議員」。なぜならば世界的に見てもその行動は類まれだったからに違いありません。
彼のような欠陥人格がどのように形成されていったのか・・・非常に興味深くありませんか?この事例から「失敗する子育て」として学ぶべき点を考察してみたいと思います。
【ポイント】
・母親がモンスターペアレントだった。
・母親は過保護で彼は極度のマザコン。
・トップ高校に合格したが、そこから転落の人生。
・体育が不得意だった。
・友達がいなかった。
・結婚できなかった。
ここから見えてくるのは、母親の存在の大きさと相対的に薄い父親の存在です。父親は社会の規範を教える存在ですが、この部分がスッポリと抜けていたのかもしれません。この母親はモンスターであったことから「知性の低い教育ママ」だった事がわかります。その特徴は、テスト勉強に偏った教育に熱心で、我が子に降りかかる困難を取り去ろうとする過保護な面が挙げられます。
彼が北野高校に合格したものの、その後は没落して留年し、関大にしか進めなかったのは、能力以上の高校へ進んでしまった結果です。高校受験は難易度が低いので、一定の勉強をさせれば誰でも合格できますが、その後の3年は難易度が一気に上がるために、持って生まれた能力がなければ悲劇となります。致命的なのは大人になるために必要なコミュニケーション能力や、試練を乗り越える能力や、最低限の運動能力が培われていない事でしょう。これらの能力は学歴よりも重要なはずですが、学歴を優先させてしまった「子育て設計のミス」があった訳です。
生きていくために必要な能力を身に付けなかった彼の「借金」はあまりに大きく、残りの人生で清算するのは至難の技で、もはや結婚して幸せな家庭を築くことは叶わないはずです。
あなたの子育ては「学歴」に偏っていませんか?
あなたは自分の子供を進学校へ進ませる事を目標にしていませんか?
Posted at 2014/07/13 10:57:42 | |
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子育て | 日記
2014年07月06日
中2の次女がまたまた快挙。
大阪中学校水泳競技大会はスイミングスクール出身者でほぼ独占されてしまいますが、中2の次女の出場が確実になりました。
長女は箕面・池田大会の平泳ぎで優勝を果たしましたが、その時でさえ「あと1秒足らず!」で大阪大会には進むことはできなかったのです。
次女の泳ぎは技術がともなっておらず、生まれ持った運動能力でガムシャラに泳いでいる状態ですので・・・まさに快挙。また思い出のページが増えることになります。
試練となっていた期末テストについては「いつも通りのポジション」を守れたようで、文武両道をど真ん中で突き進んでいます。長女も文武両道で誰にでも自慢できる娘なのですが、次女はスーパーマンのようです。
Posted at 2014/07/06 17:17:14 | |
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子育て | 日記
2014年06月26日
娘達が各々の試練に立ち向かっており、見守る自分がいます。
【長女】
通学時間が片道75分、それに加えて朝練+土日練もある超厳しい部活。学校から与えられる学習課題はレベルが高く、普通の努力では消化する事は出来ません。厳しい部活を選択したために伸び悩む学力。でも自分で選択した道です、この試練を乗り越えなければなりません。
【次女】
現在学期末テストが行われています。お爺ちゃんが危篤から逝去し、ここ数日間は勉強が手に付かない状況で、睡眠不足も重なり大変厳しい状況です。大阪府立高校の内申点評価制度が改変され、中学2年生の成績から反映されることになったために、定期テストを全休すると大きな借金を背負うことになります。外部環境により勉強に打ち込めない状況は初体験であり、本人は非常に辛いと思いますが、やはりこの試練も乗り越えなければなりません。
試練は生きる力を伸ばします。「テストの偏差値を上げる」という目的のみに偏った取組みでは、立派な大人へと成長していくことは到底できません。あまりに有り触れた表現ですが、以下で締めくくります。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」
Posted at 2014/06/26 10:46:17 | |
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子育て | 日記
2014年06月08日
子供の成長にとって、中学校までは親の影響がとても大きいものです。それでは高校以降はどうなのか?
ずばり高校以降は・・・・「友達の影響」がとても大きくなります。
さて、どうして進学校は受験に強いのか考えてみましょう。公立高校の場合、教師陣の能力格差はほとんどありません。しかし、各々の学校には各々の雰囲気があり、進学校には進学校の雰囲気があります。進学校には「勉強するのが当たり前の雰囲気がある」のです。そこには「勉強できない人=自分で努力できない駄目な人」みたいな図式があり、子どもはその影響を強く受ける訳です。人間は朱に交われば赤くなるのです。
トップ高校は「高い内申点と高い学力」を持っていなければ入学することができません。必然的にそこに集まる生徒は「何事にも、例え嫌いな事でも努力を惜しまない熱心なタイプ」が多くなり、その集団のパワーが学校の雰囲気を形成しているのです。何にでも努力を惜しまない友達に囲まれた高校生活を送ることができるかどうか・・・まさに人生の分かれ道となります。
結局のところ、子どもの学力に大きな影響を与える要因は「どのような親に育てられたか」と「どのような友達と付き合ってきたか」ということに行き着きます。大人社会は学歴だけで決まりませんが「何にでも努力を惜しまないタイプの人間」が大きく成長していくのは当然のことなのです。
Posted at 2014/06/08 17:50:20 | |
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子育て | 日記